昨夜、夫が海外出張から帰宅。
「アジアンテイストが食べたい。」
という彼のために、餃子を作りました。
疲れているだろうから、ニンニクたっぷり入れてヾ(@°▽°@)ノ

普段、面倒なことを避けたい私ですが、たまには、手を抜かず、しっかりと餃子のアンを作り、包み、そして焼きました。我ながら感心する程きれいな焼き目がついて、外は香ばしくて中はふっくら~、そんな餃子になりました。

美味しかった!

夫よりたくさん食べたかも、私(笑)。

私は、新鮮なお野菜なんかを洗って、そのまま食べるのが好きです。ドレッシングも塩もつけずに。

同時に、丁寧に調理したお料理も好き。
特に、一般的な家庭料理を丁寧に作るのが好きなんです。
餃子もそのひとつ。
お味噌汁なんかも、丁寧にダシとって、具材の大きさを揃えてカットして、一番お気に入りのみそ使って、、、、本当に美味しいですよね。

家庭料理を食べるだけで、気持ちがほっとしますね。
これは、ただ栄養を採っているだけでなく、料理している人の思いをも一緒にいただいているからだろうなあ、と、思うわけです。

TVで紹介されていたのですが、少年院を出た子たちをしばらく預かる施設があります。そこの寮母さん、毎日毎日、少年たちのために手料理を作るのです。
アルバイトに出かける子たちもいて、食事の時間がバラバラだったりもするのですが、一人一人が作り立ての温かいお料理が食べられるように、毎朝早起きして、厨房に立たれるのです。

その施設の少年たちの多くが、手料理を食べたことがほとんどない、という子たちなのです。
子どもの頃から、食卓に並ぶのは、カップラーメンか缶詰。
あるいはコンビニ弁当。

皮肉なことに、彼らは犯罪を犯したが故に、温かい手料理にありつけるようになったのです。

ベテラン寮母さんも、彼らの事情をよくご存知なので、手を抜かず、彼らのために日夜厨房に立たれるのです。

お正月には、おせち料理をいちから手作り。

少年たちは、「手作りのおせちなんて、一生食べられないと思っていた。」と、感動の前に戸惑いすら見せていました。
そんな様子見ると、胸が痛みますね。

同時に、彼らが、その施設に入れて良かったなあ、と。
家庭の温かさを、少しでも体験できたら彼らの人生も変わっていくんだろうなあ、
自分のために、こんなに一生懸命になってくれる人がいること、ずっと忘れないだろうなあ、
と、思うわけです。

料理は、「愛と道具」と言っている人がいます。調理道具をプロデュースしている方です(笑)。
でも、愛は、本当だと思うのです。
大切な人に少しでも美味しく食べて欲しい、
どうせなら、そんな思いを込めて、お料理したいと思います。


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