喪失感は、私たちが体験する感情の中で、最もしんどいもののひとつですね。

大切な人を失った、

喪失感の原因に検討がつく時だけでなく、急に得体の知れない喪失感にさいなまれてしまう。。。。。そんな経験、どなたにもあるのではないでしょうか?
胸にぽっかり穴があいた感じですね。

原因は、子どもの頃の体験だったのかもしれないし、過去世からきているのかもしれない。

例え原因がわかっても、乗り越えられるかどうかはまた別。


喪失感を埋めようと、物を買ったり、たくさん食べたり飲んだり、好きでもない人とつき合って自分を淋しい状態におかないようにしようとしてみたり。

私たちは自分の問題から目をそむけるために、たくさんのエネルギーを使っているんですね。
もったいない(笑)。


私の友人は、旅行中にスーツケースを紛失しました。
航空会社のミスですね。
彼女はお気に入りのお洋服をたくさん詰め込んでいたので、かなりショックだったようです。
必死で探しましたが、結局見つからず。。。。

でもそこで彼女は気づいたのです。

「あれ?私、あのスーツケースなくても大丈夫なんじゃん?お気に入りの洋服なくても、何とかやっていけてるじゃん。」
と。

そう、お気に入りの何かを失くしてしまう。。。。。指輪でも時計でも、お財布でも。
それでも私たちは生きていくことができる。
お気に入りのものを失くすのは辛いし、必死で探すでしょうけど、でも、それがなくても生きていかれる。

むしろ、それらを失くしたことで、新たに、もっともっとお気に入りのものを見つけることができるかもしれない。


喪失感を覚えるような体験があったとしても、それはきっと自然の流れの中でも出来事。

更に、ひょっとして新たな出会いのためのものかもしれないし、実は自分に必要ないものを手放しただけかもしれない。

そんな風に考えてみてはいかがでしょうか?


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