こんばんは、福岡県の森川ユウ子です

ご訪問ありがとうございます馬

 

本業は大学の教員です

それで、なんの気なしに

高校生が解いている、大学受験の

日本史の問題集を見てみました

すると

 

大河ドラマで出てきた話以外は

ほぼ分からない!

 

超難関大の赤本ではなく、

日本の常識的な子女たちが受験するレベルの

問題集ですよ??

 

 

「平安時代に、征服した蝦夷から本州に移住させた人達を、何というか」

「東北経営の前進拠点として、803年に坂上田村麻呂が築いた城は

 

 

日本の常識的な子女たちに

その知識、要りますか


逆に、歴女、歴男だったら、教えなくても覚える知識です

 

いや、そういう私も、15年前までは

暗記に偏った大学受験も、

脳の筋トレであり、努力ができたということの証明として

まあ、アリだろうと思っていたのです

 

 

しかしですね

50代に達してみて

こういう教育を見ると、マジ意味ないと思います

 

 

というのは、人間が真っ先に忘れるのは「名詞」ではないでしょうか

歴史どころか、

ほんの10年前の歌手の名前も出て来ませんよ

「えーっと、あれ、誰やったっけ。ほら、あれたい。あれが、急に出てきて、ほら」

会話になってません

 

だけど、

どんな感じの歌で、

どんなふうに心が動いて

それまでの音楽とどう違うもので

その時の時代の空気がどうで

…ということは、けっこう年とっても、覚えているのではないでしょうか

 

私がこの年になって、日本で行われている試験を遺憾に思うのは

7~8割方、名詞を答えさせる問題だからです

 

繰り返しますが

人生100年時代

今の高校生たちが50歳になったとき、まだ人生の真ん中です

せっかく勉強したことが残りの後半生にも豊かな彩を添えるような勉強があるとしたら

名詞 what ではなく、

「どうだったのか」 how

を、試験問題にすることは、できないのでしょうか

 

「平安時代に、征服した蝦夷から本州に移住させた人達を、何というか」

ではなく、

蝦夷から本州に連れて来られた 「俘囚」の人たちは、

どのような方法で連行され、その後どのように暮らしをしたかを、選択肢から選ばせる…

 

自由度の高い高校なら、こういう課題はいかがでしょうか。

「蝦夷から本州に連れて来られた 「俘囚」をテーマに

5話完結の連続ドラマのあらすじを作りなさい。」

 

みなさんが今、高校生になるとしたら

どんなことを学びたいですか?

(写真は本題と関係ありませんが

先日のフレーム講座で作った

リメイクシート製の額です)

 


 


 

 

皆様
お読みくださって
ありがとうございました。
皆様に多くの幸せが訪れますように。

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