美容学校生のための、就職対策・・・・その③
この記事は、
現役の美容学校生の生徒さんが、
就職活動に役立つ情報になれば???
・・・との思いで記述しています。
ボクは、以前、東京・表参道の某有名店の店長をしていたことがあります。
そのときには、毎年、
約200名の、就職希望者の中から、
たったの、「 6名 」を選考しなければなりませんでした。
10人を一組として、
1日、10組の、選考をしました。
履歴書等の書類のチェックは、もちろん、
面接、ディスカッション、
控え室での、動向。・・・・それらを、検証材料としました。
その経験において、毎回、選考の時に受験生に、感じたコトは、
入りたい美容室が、
「 何を欲しているのか? 」
「 どんな人材を求めているのか? 」
・・・を知らない受講生が多い、、というコトでした。
だから、、
美容室の経営者側が、
本当に、臨んでいるような、「 プレゼン 」になっていないんです。
そうなると、面接官や、選考する人は、
その、受験者に対して「 興味をもたなくなります 」
では、どうしたら?
そのようなコトにならないようになるのか?
その辺りを中心に、書いていこうと思います。
ボクは、
現在、美容専門学校2校で、「運営管理」というサロン経営の講義を
受け持っていますが、その生徒さんたちだけではなく、
もっと広く、美容師を目指している、
美容専門学生さんに、お読みいただけたら・・・・って思っています。
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美容学校生のための、就職対策・・・・その③
『 美容室採用試験時に、面接官は、なにを見ているのか? 』
・・・・を、考えよう!!
前回の記事は、コチラからどうぞ。。
美容学校生のための、就職対策・・・・その②
『 ターゲットとなる美容室が、どんな人材を欲しているのか? 』
今回は、
『 美容室採用試験時に、面接官は、なにを見ているのか? 』
・・・について記述していきますね。
面接の場合、
通常、企業の場合ですと、人事部門の方が担当なさることが多いのでしょうけれど、
この人事担当の方々は、部門の役割として、
人を見る目を養うさまざまな、お勉強をなさっていることが、多いのです。。。
でも、美容室の場合には、「 美容師 」が面接しますよねっ”?
自分達の所属する、美容業界を卑下するのではないのですが、
美容室に就職する場合の、面接においては、
企業のような「 人事部門 」に関しての研修等を学んできていない、美容師さんが、
担当することが多いんです。だから、面接官といっても、
その時の、「 面接の担当者 」くらいの位置となります。
美容室での採用試験において、主に、面接官がチェックするポイントを、
以下に記述しますね。
☆ 髪の色は、いつ染めたのか?
☆ カットラインは?いつカットしたのか?
・・・・・面接用に、ヘアスタイルを、ちゃんと整えてきたのか?というコトですね。
☆ 第一印象で、好感が持てるか?
・・・・・接客業ですし、最初は技術がないですから、
技術がなくても、お客様に好まれる要素があるのか?というコトですね。
☆ 清潔感はあるか?
・・・・・美容室の、お客様の多くは、女性様ですから、不潔だとそれだけで、
お客様に好まれない要素となりえますからね。
☆ 空気が読めるか?
・・・・・「 場 」の空気を感じるコトができるのか?ということですね。
・・・・などなど。。です♪
美容室の面接の時に、
個性を表現したいという理由から。
★ 手品を見せる
★ 歌をうたう。
★ 自分の描いたデッサンを見せる。
★ その他、特技を見せる。
・・・・という美容学生も多いのですけど、
面接官からの視線で言うと、
「 そもそも、どうして、わたし達が、ソレを見なくてはいけないのか? 」
、、って感じる場合が多いんです。
なので・・・・
それらの「 個人芸 」を表現したい時に、
面接官が、見る理由を、事前に説明する必要があるんです。
例えば、上記した、個性のプレゼンの場合で、
いくつかの例を挙げると・・・・
★ 手品を見せる。
★ 自分の描いたデッサンを見せる。
面接官に対して、
「 この特技を活用して、お客様を、喜ばせることができないか?
・・・・と考えています 」
・・・・という風に、理由付けをして。
★ 手品を見せる。 → お客様とのコミニュケーションUPの為に活用。
★ 自分の描いたデッサンを見せる。→ ヘアスタイリングのカウンセリングの時に活用。
。。。。と、美容室での、お客様との触れあいの向上につながるコトを伝えて、
自分なりに考えた、シナリオや、そのプロセスを、お話しするんです。
すると、、、面接官は、サロンのメリットとなる情報を知りたくなりますから、、
『 じゃぁ、見せて! 』
、、、と、なるんです。。
つまり、、
面接官は、
「 あなたの、芸や、表現を見たいわけではない!!
サロンにプラスとなる行動への表現ができる人を探している 」
・・・というコトなんです。
ぜひぜひ、面接の際に、御参考にしてみてくださいね!!(^∇^)。
・・・・ちなみに、、、補足ですけど、、、
当時は、
面接の控え室に、アシスタントが紛れているようにして、
そのアシスタントが、
わざと置いてある灰皿を使い、タバコを吸う受験者がいるのか?、、のチェックや、
控え室での、言動をチェックするというようなことを基本としていました。
・・・そんな風に、本番前から、面接はスタートしていたりしますから。。
知っておいてくださいね!!!!!
今回は、ココまで。。。(*^▽^*)。。
次回は、
『 選考に残留できる、履歴書の書き方 』
・・・・のノウハウを、お伝えしますね。