美容師のボクが
キャリアコンサルタントを
取得した理由・推定読了2分
キャリアコンサルタントを
取得した理由・推定読了2分
「サロンのコロナウィルス対策」
2020年1月31日付記事
どうして
美容師さんが
キャリアコンサルタントの
資格を取ったの?
と、尋ねられることが
ココ最近多くなってきました
ボクの中では
その理由は明確にあるのですけど
確かに
美容師も
キャリアコンサルタントも
「 職業 」ですから
どうして
と、なるのも無理はない
かもしれませんね(笑)
なので
今回はその理由を
書かせていただこうと思います
最後まで
お付き合いいただけましたら
嬉しいです
美容師のボクが
キャリアコンサルタントを取得した理由
キャリアコンサルタントを取得した理由
美容師の御仕事をはじめて
今年で28年目になります
そのあいだ
約6万人以上の方々の
髪に触れてきました
一般的に
美容室で御客様との
コミニュケーションは
基本的に「 鏡 」の中で
行われます
もし
いま、お時間があるなら
「あなた」が
美容室に行ったときのことを
すこし思い浮かべてみてください
どうでしょうか
こんな風に
「 鏡 」を通して
「 うしろの正面 」
そんな状況で
美容師さんと
御話なさっていませんか
美容室でのコミニュケーション
その多くは
鏡を通して行われています
御客様と美容師
瞳と瞳を合わせて
御話しているように感じていても
実は鏡という間接的な物を通して
鏡の中にある
「瞳」と「瞳」を合わせて
お話をしている
ということになりますねっ”
この鏡越しの会話の状況
「 後ろの正面 」
となる状況が
美容室において
ひとの心をオープンにしている
一つの要因なのでは
と、思っています
実際に日々
髪に触れさせていただく中で
髪以外の御相談も多くいただきます
★恋愛のコト
★ご夫婦関係のコト
★お仕事のコト
★ご友人とのコト
・・・などなど
美容室ですから
ヘアスタイルの施術前には
髪質や髪の状態に関して
御話しはします
でも
その後の施術中は
髪に関しての御相談よりも
上記★のようなコトが殆どです
そのような御相談を、
お聞きしながら
美容室での滞在時間が
御客様にとって
なにかしらの
「 キッカケ 」となる
そんな時間になればいいな
そんな風に思うようになりました
不登校の女の子との
出逢い
出逢い
いまから15年以上前のことです
ある不登校の小学5年生の
女の子のカットを
させていただきました
その女の子はカットした次の日から
学校に通学すようになりました。
「美容室で泣く方寝る方笑う方」
*よかったら御読み下さい(m-m)
その体験から学んだコトは
髪に触れるというコトは
その人の心に触れるというコト
そういうことなのでは
という価値観でした。
そして、もしかしたら
美容師として
髪に触れさせていただきながら
その人の未来への
「 キッカケ 」
創りの御手伝いを
させていただいているのかも
そう考えるように
なっていきました
それからは
美容師として髪に
触れさせていただくとき
髪に触れるというコトは
その人の心に触れるというコト
その意識を取り入れていきました
「 キッカケ 」創りは
誰に対して?
誰に対して?
それから何年か経ったある日
ひとつの疑念が生まれました
それは
「 キッカケ 」創りの
御手伝いを
させていただいている方って
どんな方々なのだろう
と、いうことでした
いろいろと考えた末
たどりついた
自分なりの答えは
「 自立 」 「 女性 」
という言葉の
キーワードでした
そして
その「 キーワード 」に対して
今まで以上にできることは
なんだろう
そう考えたときに
浮かんだのが
プロとしての
「 カウンセリングを学ぶ 」
ということでした
国家資格
キャリアコンサルタント
キャリアコンサルタント
プロとしての
「カウンセリング」を
学ぼうと決めてからは
さまざまな
「カウンセリング」の資格を
調べました
その中で特に目を引いたのが
すべての答えは
クライアントの中にある
と、定義付けをしてある
国家資格キャリアコンサルタント
という資格でした
この資格は
いまの日本国内では
まだまだ認知度が低く
その捉え方も
キャリア = 仕事
と、捉える見方が多くあって
転職系に関係する
お仕事に従事している方が
多くいらっしゃるようです
ですが
キャリアコンサルタント発祥の地
アメリカではカウンセラーとしての
社会的位置づけとなっています
アメリカでは
日本のキャリアカウンセラー
またはキャリアコンサルタントと
いう存在は
アメリカで言う
キャリアファシリテータと
キャリアカウンセラーを
混在したものであると
理解されています
ボクがキャリアコンサルタント
として目指しているのは
アメリカ在住の
キャリアコンサルタント
L・サニー・ハンセンが
提唱している
「 4L 」理論
という理論です
それは
クライアントと共に
労働(Labor)
学習(Learning)
余暇(Leisure)
愛(Love)
を、見つめながら
キルトのように
一人ひとりのオリジナルな
人生の役割の組み合わせを
クライアントに対して
検証していくという
カウンセリング理論です
この理論を探求し
実践して行くことで
キーワードである
「 自立 」 「 女性 」
の方々に対して
「 キッカケ 」
創りの御手伝いを
させていただけるのではないか
と、思っています
まとめ
美容師のボクが
キャリアコンサルタントを
取得した理由
一つ目は
美容室に御来店いただている
御客様に対して
すべての答えは
クライアントの中ある
という
プロとしてのカウンセリング法を
活用することで
より「 らしさ 」の
発見の御手伝いを
させていただく為
二つ目は
美容室という限られた場所に
縛られることなく
キャリアカウンセリングという
資格を通して
さまざまな方々の
「 らしさ 」の
発見の御手伝いを
させていただく為です
もちろん、まだまだ
資格を取得して一年未満
キャリアカウンセラーとしては
学びは始まったばかり
「 白帯 」の域でしかありません
美容師でいうところの
「 インターン生 」
ですから
一人前になるまでには
修行が必要になります
今後は所属のJCDAにて
研修を重ねて
スキルを磨かせていただきながら
法人様向けのメニューを
展開していくつもりですし
可能な範囲で法人様としての
モニターも
先々募集させてただく予定です
その際には
どうぞよろしく御願いいたします
最後まで
お読みいただき
ありがとうございました
美容師
(厚生労働省国家資格)
キャリアコンサルタント
(厚生労働省国家資格)
本村穂蓉