認知症 | HEALING SPACE ゆとり

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リラクゼーションサロン「ヒーリングスペースゆとり」のプライベート日記。。

2年前、ばぁちゃん二人の認知症が同時期にひどくなって。



お母さんの入院も重なって、少しの間実家に帰ることに。



本当に。。叫びたい程の格闘があって。



何度も同じ事言ったり、お客さんしてる時に



何度も叫ぶばぁちゃんにイライラして。。



移動もずっと手をひいて、トイレにつれていったり。



1日に50回以上呼ばれて、

そんな時、ばぁちゃんからの「ありがとう」って言う言葉が


多いのに気が付いて。




同時に、入院してる楽しそうなお母さんを見て、

全部していたお母さんの存在に気がついて。

自分だけ楽しんで、自分だけやりたい事やって、


今まで何をやってたんだろう…

一番大切な事を忘れていた事に気がついて。


実家に帰る事を決めて。

それから、本当に試行錯誤の日々ではあったけど、


今では色んなバランスがとれて、


本当に笑って介護ができるようになって。


ばぁちゃん自身の笑顔も増えて。


(ちょっと間違ってお笑い系になっちゃったけど汗

今では恐ろしいくらい元気になってしまったけど…


まだまだ、色んな事はあるけど、笑ってできるようになったのは


色んな人達の支えや、デーサービスの方達のおかげ。


「おら、行かん!」って怒鳴るばぁちゃんに、


いつも笑顔で接してくれて。


本当に。感謝の気持ちでいっぱいで。


今では、本当に喜んで行くようになって。

今、実際周りを見ていると本当に苦しんでる方達が多くて。

認知症の80歳の奥さんを、85歳の旦那さんが見ておられると。

町とか、行政とか何やってるんだ!

って声もあって、凄く大切な事だけど、

その前に、家族や周りが支えになってあげる事が

本当に大切なんだと良く思う。。

夢の1つ。

みんなが家族みたいに支えあう世の中にしたい。

今の自分達より、色んな事を乗り越えてきたお年寄りを


一番大切にしなきゃいけないんだと、


誇りに思わないといけないんだと思う。

「認知症」そういう形で、お年寄り達は


今の自分達に色んな事を教えてくれているのかもしれないって


時々本当に思う。

昔みたいな、みんなが支えあって、みんなが家族のような。


そういう世の中に戻ったら、1人で苦しむ人、1人で抱え込む人


そういう人達もいなくなるんだと思う。

今の自分にできることは、自分の想いを伝えていくことしか


できないけれど、心の底から笑ってすごせる人達を


たくさんたくさん増やさなきゃっっ合格