冬土用の養生法

 

現在、二十四節気では、大寒(1/20~2/3) の期間です。

寒さ本番、一年で一番寒い季節です。

 

2/4 立春の直前およそ18日間が土用と呼ばれる調整期間です。

2023年の冬土用は、1月17日(火)~2月3日(金)

 

今はちょうど大寒で、冬土用の期間真っ只中ということです。

「寒の土用」と呼ばれていて、陰から陽、腎臓から肝臓、乾燥から湿潤への移行の季節です。

 

一年で一番寒い時ですが、体は少しずつ春への準備を始めています。

 

鼻水が出たり、口の中がねばったりして季節の移り変わりを感じる人も多いのではないでしょうか。風邪やインフルエンザが流行る時期でもあります。

 

土用は季節の移り変わりで「清算」の時期でもあります。

年末年始食べ過ぎ、飲み過ぎだった方はそろそろツケが来ているかもしれないですね。

 

食べ過ぎや甘いものの摂りすぎに注意して、少食にして胃腸を休ませてあげましょう。半断食もオススメです。

 

「土」=胃(消化器)が弱ってくると、栄養を取り込む力が衰えて、「水」=腎の生命エネルギー不足に陥ります。生命エネルギーが弱ると、氣を増築し、体全体に循環させる力も衰えるので、体全体がパワーダウンしてしまいます。

 

お腹を湯たんぽや腹巻きで温めてあげたり、温かいお白湯を飲んだり、呼吸法で氣を丹田に養うのも生命エネルギーを充実させるのに良いですね。

 

この時期に「調整」して冬の毒を排出しておくと、立春からのデトックス期間が楽になります。

 

健やかに立春を迎えたいものです。

 

 

 

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