今日は一年以上ぶりに、旗の台のベリル星学教室へ。

Anthem Akira  presents

さくらい ともみさんの
「歳差運動占星術 II 恒星パラン」

講座を受講してきました。

Bernadette BradyのStars and Planet Combinations

より翻訳された内容をもとに、

個人や有名なミュージシャンのネイタルチャートのアングルにコンジャクションしている恒星のエネルギーがどの天体・惑星と関係しているかを見ていきました。 

パランとは「同時に上昇する」恒星と惑星の組み合わせのこと。

恒星は12星座とそれ以外の星座の星を含んでいて、神話の中に恒星の意味があるそうです。

大きな特徴は、古代の宇宙観においては、恒星は太陽系よりも外側にあるため、惑星の二元性を超えた全体性から解釈すること。

西洋占星術では春分点は牡羊座0度ですが、地球の歳差運動で実際にはずれています。

インド占星術では実際の天体の運行と同じなので、太陽サインはひとつ前にずれてくる人が多いです。

で、恒星で見るときは実際のお空の天体配置になります。

ということは、普段慣れ親しんでいる12の星座から来る自己イメージ像からはどんどんずれていくので、ちょっと最初は混乱もしつつ、だんだんと恒星や惑星のシンボリズムで観る方が本質的な気もしてきます。

現代では、12星座の意味がメインで使われていますが、古代バビロニア時代から2世紀までは恒星や惑星のシンボリズムの方が重要視されていたとのこと。




(画像はさくらいさんからお借りしました。)

これはいわば古くて新しい占星術の技法の復興といったところでしょうか!

以前、Astro.comでパラン一覧を出したものの、
今ひとつどのように読んだらいいのかが分かりませんでした。

今日の講座でどのように解釈していくかの足がかりが掴めたように思います。

午後からは、YMOのメンバー個人のネイタルチャートとパランを検証しながら、ネイタルチャートだけでは見えてこない部分を恒星の影響の中に見出だすことができてとても興味深かったです。





音楽も聴きながらのチャート分析は面白かった!

ともみさん一押しの
「Wild Ambitons」

正反対の坂本龍一と細野晴臣の唯一の共同作曲

細野さんのリズムに、坂本さんのメロディーとピアノが乗った奇跡的な一曲。





私の中のYMOのサウンドイメージと違って、
透明で清々しかった。私も好きだな〜💓



(YMOの画像や動画はさくらいさんからお借りしました。)


さて、私自身のパランの特徴は、(覚書)

1. Stars at Natal rising star  生まれたときの受肉ポイント
これは生まれた時間と生まれた場所が正確でないと緯度がずれて、星座よりも数が膨大なので全く違う恒星になります。
緯度で算出するのがパランなのですって。

イルカ座のスアロキン

自由に行動、ユーモア、ナチュラルサイキック、リーディング、カウンセリング能力、演劇、芸術の才能など

2. Heliacal Rising Star 
(夜明け前に太陽が地平線から姿を現す直前に東の空で輝く星のこと)

人生のテーマを表しているんだって。

アルニラム: 自分の人生が、何かを治療したり何かを完成させたりすることと関連していると理解している。

3. Heliacal Setting Star 
(夜明け前に太陽が地平線から姿を現す直前に西の地平線に沈もうとする星のこと)

人生の使命を果たす際に、困難を打開するためのヒントが隠されているそう。

アルフェッカ: 困難なときでも良いことを発揮する。犠牲になることで報酬や成果がもたらされる。人生の肉体的な側面への興味。肉体的な治療。

4 .Vegaが3つのアングルに関わっていて、
   これはとても影響が大きいそうだ。

Vegaはとにかく芸術、音楽に関わる!


以上をまとめてみると、

音楽だけでなく、治療、それから遊び心、無意識を探るサーチ能力やリーディング能力がキーワードとして上がってくる。

「お互いに遊び心で、宇宙の響きをVegaから翻訳して、サーチして泳いで行きましょう〜」

という太陽パランスアロキンを持つAkiraちゃんの言葉がヒットしました💓

これは自分の中では薄々感じていて、これらの要素を自身のネイタルチャートに見出そうとしていたことに気付いたことが今日の収穫でした!

ということは、最初から真実はハートの中に逆さ文字で書いてあるのだが読み取りずらい。

占星術はそれを写して正位置で観る鏡のようなものですね。



恒星の影響の大小は人によって違うので、パランしてる恒星の数も異なります。
興味のある人は、Astro.comから特殊チャートを選び、Parans according to Bernadette Bradyの項目を選んでPDFを出してみてください。

きっと星座だけでは見えてこないことが分かるかもしれないです。

日本では恒星占星術の講座は殆どないし、
Bradyの本は邦訳もされていないのです。
恒星の意味や2019年恒星暦が付いた資料も頂けて、
さくらいともみさんの講座はとっても貴重ですよ!!

西洋だけにとどまらず、ヘレニズム、インド、中国…ととても奥深い世界でした✨

DVD受講もできるそうです。
お問い合わせはコチラへ↓
https://ws.formzu.net/dist/S78777684/

今日は一年以上ぶりに、皆さまにお会いできて嬉しかったです💓

占星術は久しぶりだったので、皆さんずっと前を歩かれていて隔世の感はありますが、自分はやっぱり星の世界が好きなのね!って思いました。

お空は雨でしたが、しっかりと七夕気分を味わえましたよ✨