「なんでも撮れるカメラマンは

なんにも撮れない」

 

 

自分が写真の仕事を始めたとき、

そう言っていたカメラマンがいました。

 

幅広く色々撮影できるより

得意とする分野を作った方が

良いという話です。

 

 

当時はその通りだなと思ったし、

仕事をする上では有効な手段だと

今でも思っています。

 

写真という業態に限らず

専門性を謳っている業者は

消費者としても信頼しやすいですよね。

 

 

でも自分が写真を仕事にしてから

思うようになったことがあります。

 

 

ほんとに写真が上手い人は

何を撮っても大体上手い(笑)

 

 

何か一つだけ上手くて

他は全然ダメという人は

あんまり見たことがありません。

 

 

人物、スポーツ、物撮り、風景・・・

 

写真は様々なジャンルがあり、

必要とされる知識やテクニックは違います。

 

 

が、写真を撮るという行為に変わりはなく

知識やテクニックは共通する部分があるので、

その知識やテクニックを

他のジャンルに応用することができます。

 

そこには感性も含まれるでしょう。

むしろ大きいのは感性かもしれません。

 

 

写真が上手い人というのは

その応用ができているように感じます。

 

 

そう考えると、

写真を仕事にする上で専門性を謳うのは

ブランディングとしては有効ですが、

実際には色々撮れる方が良いですよね。

 

色々撮れるほど、

専門としている分野にも活かせる。

 

 

料理で例えれば、和食の料理人が

フレンチ、イタリアン、中華を学び、

料理への造詣を深めるようなものです。

 

 

自分は仕事ではプロフィール写真や

仕事風景などの人物撮影を

メインとして撮影してきました。

 

一方、プライベートでは

料理写真や物撮りをしていたので

その経験を活かして

最近はそういった分野の仕事も

受けています。

 

専門性も大事ですが、

何でも撮れるカメラマンというのは

急ぎの案件などで重宝されますしね。

 

 

 

 

専門分野の写真は

撮影実績としてアップしつつ、

プライベートの投稿では

色々な分野の写真を出しておけば

それが仕事に繋がることもありますよ。

 

 

現在の世間の情勢で

仕事を自粛しているカメラマンは

物撮りや料理写真なら練習できるので

ぜひやってみると良いかと思います。

 

繰り返しになりますが、

その練習は専門分野にも

活きてくるはずです。

 

 

 

 

 

 

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