※主人公はあなたです

あなた目線でイメージしながら

このブログを読んで下さい










気づいたら

私は丘にある大きな木の根元に腰掛け

もたれかかっていた







もう お昼だろか


日差しは とても眩しいが

そよ風が心地よく とても居心地は良かった



私はここに溶け込む感覚を覚えながら

木を見上げてみた








そうして目を閉じると

優しい木漏れ日は暖かく私を包み


たくさんの存在を感じた




太くて大きな大木

風に揺られ木の葉たちは音楽を奏で

小鳥たちも歌いだす


草たちは太陽に向かい伸びようとし

花たちは その姿をみて微笑んでいる


そのうち大木の中で脈打つ音も聞こえてきた

空を見上げると 白い大きな雲がプカプカと浮かんでいる



しばらく ボーッとしていると

私と周りの境界線が消えはじめた








そこへ 小さな 動くものが現れた


ピーピピピ♬*°


可愛らしい音色を立てている




「あっ!… 」


と、声を詰まらせた


「…あれは……なんだっけ??」


あれを 私は知っているんだ


知っているのに、思い出せない


知っていた、はずなのに…







すると 後ろから 声がした



「あれは、"わたし"だよ」



ああ、そうか あれは "私" か…



じゃあ、あれは??… なんだっけ?



空に浮かぶ 

白いふわふわしたものに目を向けた



「あれも、"わたし"だ」



また後ろから声が聞こえ教えてくれた


その声は、私が目を向ける先を変えては

すべてが"わたし"だと教えてくれた





ああ、そうか

ぜんぶ、全部が"私"なんだ


後ろから聞こえる声も

その声の前に居る私も"わたし"だ




境界線なんか本当はない

境界線を知るから差が生まれる


差が生まれるから 何かと何かを比べだす

比べだすから ジャッジメントを入れる


ジャッジメントを入れるから

良い・悪い  幸せ・不幸 が生まれる





な〜んだ


なにもない所から 生み出してたのか


そうか 生み出したのは私なのか


私の意識で すべては 創られていたのか…!





でも、すべては "わたし" なのにね







その時 サワサワと 柔らかい風が通りすぎ

木の葉たちが 舞出した


私の後ろに立つ "わたし" が 

そっと 教えてくれた




「ほら、みてごらん

この世界は こんなにも わたしに優しい


だって すべては "わたし" なのだから


もう 自分で自分を傷つける必要はないよ


何かと比べたりジャッジメントをして

自分で自分を否定する事に意味など無いんだよ


ただ ありのままでいれば

ただ 愛し愛されるんだよ


誰もわたしを責めたりはしないよ

わたしが わたしを 責めたりしなければね」




そうか、


うん、そうだよね


すべては わたしから生み出された世界


それは 肯定するものしかない






私はすべてを知っている

だから悩んだり困った時は私に聞けばいい


私はすべてを忘れている

だから好きなように自由に世界を創り上げることが出来る


私が私を理解することで

歓喜に包まれ 私の「好き」が増えていく






その事は 忘れずにいよう꙳✴︎*.・ 𓈒𓏸