【もう一人の”わたし”と潜在意識】
本来の「心の声」を聞くには どうしたらいいのでしょう?
前頁で今聞いている心の声は実は本来の心の声ではなく
その本来の心の声に近い声だと書きました。
なぜなら、本来の心の声というのは
心の奥の奥の奥の・・・・・奥にあるから
ですから、表面上の心の声は頭の声に左右されやすい所なのです。
それでは、本来の心の声(一番奥の声)というのは
どのようなものを指すのでしょう。
例えば、突発的にふと思うこと・・・これを直感とも表現していますね。
私たちの身体はとても不思議なもので 例えば、なにかひとつ自分に質問をしたとき(ex:TVを見ていて画面に映る芸能人の名前が思い出せず「誰だっけ?」という風に。)
頭の中で考えても考えても答えが出ないとき、
たとえそれを考えていたことを忘れてしまっても
一度自分の中に落としたその質問は心の中をグルグルグルグル・・・回るのです。
そう、答えが出るまで
心には潜在意識と呼ばれる所があります。
その場所はこれまで生きてきた中で得た
すべての情報が集まる宝庫です。
意識して得た情報も、無意識で得た情報も、
もしかしたら・・過去世の情報なんかもあるかもしれません。
心の奥に住む もうひとりの自分は
その質問をキャッチして その情報の宝庫から答えを探しだし
「ひらめき」という形で外の自分に伝えているのです。
この潜在意識、
実はとても重要な役割を果たしています。
本来の自分にアクセスするためには
その働きをきちんと理解しなくてなりません。
次の頁から潜在意識について詳しくお話することにしましょう