こんばんは。
 
いよいよ11月も今日で終わり。来年へのカウントダウンが始まりましたね。
 
あと一か月というのに、やり残したことがたくさん(^_^.)
その中でも、特にやり残した感があるのが、ブログをサボっていたばっかりに、映画や本やイベントの数々をご紹介しきれなかったこと…
 
 
なので、これからの数日間は、今年私が感銘を受けた映画や本、イベントなどのご紹介をしていこうと思います。
 
 
今日は、
 
チベット密教であるゾクチェンの教えを西洋で広めている、高僧ナムカイ・ノルブ・リンポチェとその息子の葛藤と変容を描いた映画「マイ・リインカーネーション」。
 
 
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私が、自分の使命について考えさせられた映画です。
 
 
 
 
前世(過去生)というものがあると聞いたら、誰でも自分の前世は何かしら?と興味を持ちますよね。
 
 
遊び感覚で前世リーディングを受けたり、催眠療法を受けたりして、「私と彼は仇同士だった!」とか「私の前世はお姫様だった♡」とか、テレビや雑誌の今日の運勢を見るぐらいの軽〜い気持ちで受け止められているうちはいいのですが、
 
「今の人生は最悪だけど、前世は女王様だったんだからね」とか、「お父さんと上手くいかないのは、前世で殺しあったからだ」とか、前世を何かの理由や逃げ道にしてしまうようになると、ちょっとそれは違うんじゃないかな…?と思ってしまいます。
 
 
前世から持ち越した課題をこなしつつ、今の人生をしっかり生きることが、魂の進化にとってよほど大切だと思うのです。
 
 
前世は今の自分の苦手なもの、恐れているもの、または得意なものや才能を知るのに参考にはなりますが、それらは大抵今生にも持ち越しているので、今、目の前のことに取り組むことが前世の課題をクリアしたり、前世からの能力を伸ばしたりすることになるんですね。
 
 
 
でも、ダライ・ラマ猊下を始めチベット仏教の高僧を見ていると、私たちがそこまで深く見据えていない前世というものが、彼らの人生との繋がりの中でどんなに重い意味を持ち、その人の責任にかかわってくるのかが良くわかります。
 
 
この映画も、そんなお話。
 
 
 
中国がチベットに侵攻し、イタリアに亡命したナムカイ・ノルブ・リンポチェ。イタリアで家族を持ったもののゾクチェンの教えを広める為に殆どプライベートも無く働き、家庭内でも父と子と言うよりは導師と弟子のような関係だったそうで、
 
そんな父親に反発してITエンジニアとして就職し、"普通の幸せと成功"を求めていく息子、イェシェ。
 
 
そんなイェシェが、ある高僧の生まれ変わりと認定され、自分の使命を葛藤しながら受け入れていく姿が、この映画の軸となります。
 
 
高僧としての前世を認めることイコール、信者に対する自分の責任を全うすること、なんですね。
 
 
映画の中で印象的だったのは、イェシェの前世であるケンツェ・リンポチェと行動を共にしていたチベットの老人が、目の前にいるのはイェシェでケンツェ・リンポチェではないにもかかわらず、「あなたの為なら死ねます」と涙を流して喜んでいたこと。
 
 
転生が当たり前のように組み込まれている、チベットの信仰の重みをひしひしと感じたシーンでした。
 
 
そして、そんな中国で導師の帰還を心待ちにしているチベットの人たちに対する責任の重さ… 
 
その責任を受け入れていくのは、並大抵の覚悟じゃないだろうな、と、彼の決意とそこからの変容も、とても心に残りました。
 
やっぱりね、自分の前世のケンツェ・リンポチェは中国政府に捉えられて獄死している訳ですから、その人生を思い出す、というのは相当に怖い経験でもあったと思うんですよね。それに、父親が信者への責任を全うするために自分のプライベートや家族を犠牲にしていた訳ですから、その責任の重さに圧倒されることもあったと思うんです。
 
それを乗り越えて、最後にアメリカで一人で講話を行うイェシェ。その姿にとても感動し、勇気づけられました。
 
 
私にとっては、もちろんリンポチェとは全然比べ物にならない小さな使命だけれども、エネルギーやチャクラ、そして魂について人に教えていく仕事をやり出したばかりで、
 
 
でも、それこそ前世で魔女狩りやらにあったせいなのかどうか分かりませんが、グループに囲まれたくない気持ちもあったり、私なんてまだまだ教えるのは早いんじゃないか、と言う抵抗があったりして、
 
それでも、やり続けていくのかどうかを自分に問うていた時期だったので、
 
 
このケンツェの物語には、とても心を揺り動かされました。
 
 
自分の使命に真っ向から向き合わされた、と言うか…
 
 
 
 
誰しもが、この地球に生まれてきたテーマがあると思うんです。
 
 
それは、家族を幸せにする、とか、会社でリーダーシップを取る、とか、何でもいい。
 
 
どんなテーマでもそれなりに責任があり、課題があって成長がある。
 
「カンブリア宮殿」や「プロフェッショナル」が好きで、よく見ているんですが、”これが自分の使命”と思って事業を始めても、必ずしも順風満帆に行くわけじゃない。ドラマ「陸王」でもそうですよね。
 
何度も壁にぶち当たって、それこそ山あり谷ありで進んでいく人がほとんど。
 
でも、チャレンジを続けていくことで、どんどん進化していく。
 
 
そんな自分のテーマ=使命に向き合うことを教えてくれる、そんな映画でした。
 
 
DVDが出たらいいのになーと思いますね。
 
 
 
今日も、最後までお読み下さり、ありがとうございました♡
 
 
 

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