前編と後編から成るこの小説を

2つの中編小説

「フラット」と「レリーフ」

が入った本なのだと思いこみ、

何を思ったのか

後半の章から読んでしまいました・・・(えぇっ?!)

 

ミステリーではないのですが

種明かしから読んでいくようなものなので

最初から読むことをお勧めします(当たり前)。

 

後半の「レリーフ」で

前半のあらゆることが

浮き彫りになっていくのです。

 

あー、なんでよりによって

この本を途中から読んだんだろう?えーん

ありえない!

 

でも、それでも面白かった!

 

後半の種明かしや結末を

読んでしまってから

前半に戻ると

「あぁなるほど、ここは伏線なのだな」

と思いながら読めて

それはそれで面白かったです。

 

すっかりとりこになって

同じ作者の

『ななつのこ』という

ミステリーも続けて読みました。

 

何が良いって

情緒というのか

琴線にふれるような

ノスタルジーや

“小さいけれど確かな幸せ”

があるのです。

 

現実にはないのかもしれないけど

でもどこかにあるんじゃないかと思いたい

理想的な人間関係や。

 

この小説は

護と徹子という幼なじみの、

徹子が持つ不思議な予知能力をめぐるお話ですが

護の思いが

幸せな結末につながって

幸せな気持ちになりました。

 

 

 

護のようなストレートな告白をしてくれる男子がいたら

絶対に幸せにする!!

 

 

 

 

 

 

 

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