正直な感想を言うと、

これは私はあまり好きではなかったです。

ラストのピアノのシーンに

少し退屈してしまいました。

 

ピアニストの翔子と花火師の瀧本が

愛し合っていたのに

瀧本のおこした事故が原因で

翔子は片方の耳が聞こえにくくなってしまい

それをきっかけに瀧本は花火をやめ、

2人は誤解をしたまま

翔子は病で亡くなってしまう。

 

翔子が亡くなったあと、

瀧本はお酒に逃げるような生活、

翔子は、天国で、瀧本のことを心配している―

 

 

私たちは

誤解したままお別れしたり、

愛していた人を亡くして

伝えられなかった言葉を伝えたいと思ったり、

そんな後悔とともに生きているかもしれません。

 

生きていれば、

思いを伝えられる可能性はゼロではないけど

亡くなった人には伝えられないし

その人からのメッセージも

(特殊な能力がある人は別として)こちらに届かない。

 

だから、こういう

「あの世」と「この世」を

行き来するようなお話は、

もしかすると、

あの人にもメッセージが届いて

長年の思いが届くんじゃないかとか

誤解が解けるんじゃないかとか思えて、

心が安らぐこともあるかもしれません。

こんなことが、あると良いですよね。

 

 

(あの世からのメッセージが届いたり、

こちらの思いを伝えたりすることはできると

私は感じていますが、

亡くなった方には実体がないので

直接会って話す、という方法はできないと思います)

 

 

瀧本(香川照之)と、香夏子(竹内結子・二役)が

翔子と花火をめぐってぶつかり合って

そして、瀧本の感情が

あふれるシーンが良かったです。

なんでも、言い合わないとわからないよなぁ…と。

 

あと、翔子の天国のおうちの庭で

健太と食事するシーンも

おいしそうで、幸せで良かったですナイフとフォークもぐもぐ

 

 

 

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