この絵本は、その昔、

大好きな保母さんに

小学生のとき、プレゼントしていただいた本です。

 

贈っていただいたどの絵本も

大好きで、何度も読みました。

 

この本はいわさきちひろさんの絵で

素敵な絵なんですが

主人公の女の子・ひさが

無口で、

手に包帯を巻いていて

かわいそうな感じがします。

 

ひさは、

黙って、他の子供を助けました。

 

なんでケガしているの!

と、母親に怒られても

理由を黙っているような子。

 

そして、最後も、

誰かのために命を落としてしまいます。

 

 

私、このひさのような生き方を

美徳だなぁと、

子供の頃に思い込んでしまっているのですが

今頃になって

こういう生き方はダメだったんじゃないか?

と、思うのです。

 

自分のした手柄をことさら言わない。

自分が犠牲になって、誰かを助けたことを

黙っている。

 

そういうの、

「陰徳を積む」

ということもできるけど、

その人は、ひさは、

本当に幸せだったんだろうか・・・?

 

無口なひさが、

どんな思いで

黙って、自分を犠牲にしてまで

人を助けたのか。

 

もしかすると

生きていることに希望を見出せなかったんじゃないか

子供らしい、楽しい毎日がなかったんじゃないかとか

大人になった今では、考えてしまいます。

 

 

 

 

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