私たちは、

「気」という不思議なものを

捉える力があります。

 

気の感覚を気感といいますが、

 

気感が、不思議で

神秘的な感じがするのは

 

気が、「共感覚」によって

捉えるものだからです。

 

 

 

共感覚(synesthesia)とは、

 

 音を聞くと、肌触りを感じる

 

 文字を見ると色が見える

 

というふうに、

通常は別々に感じられるはずの感覚が

混ざって感じられる、

という現象です。

 

視覚に聴覚が入り込む、

聴覚に触覚が入り込む、

といった具合に、

 

どの感覚に、どの感覚が入り込むのかは

いろいろなパターンがあります。

 

絶対音感を持つ人の中には

音を色で判断している人もいます。

 

 

 

もともと、幼い子どもは

視覚や聴覚といった感覚が

はっきりと区別されておらず、

 

みんな共感覚的に感じているようです。

 

成長の過程で、

視覚は視覚、聴覚は聴覚、と

区別するようになってくるのですが

 

まれに、区別があいまいなまま

成長する人もいます。

 

それが共感覚者と呼ばれる人です。

 

有名なのは

ダニエル・タメットという人で、
『ぼくには数字が風景に見える』という

書籍があります。

 

 

 

気は誰でも感じることが

できるのですが、

 

私たちの身体には、

視覚や触覚のように

「気」を処理するシステムがありません。

 

ですので、

共感覚によって

感じ取った気を

視覚や触覚に置き換えて

処理します

 

通常の視覚や触覚のような五感は、

みんな、だいたい同じような

感覚を持っていますが、

 

気感は、もともと無い感覚を

疑似的に作っているようなものなので、

かなり個人差があります。

 

そのために、

感じる人と感じない人がいたり、

感じる人の間でも感じ方が

違ったりするのです。

 

 

 

生まれつき気が見える、気を感じる

という人は、

 

共感覚が、たまたま残ったまま

成長したということですので、

 

偶然任せにするしかないのですが

 

共感覚は訓練によって

身につけることができます

 

気功や神秘行には

そのようなトレーニングが含まれます。

 

K-Styleのヒーリングでも

気感のトレーニングがあります。

(ヒーリングをするのに

 気感は必須ではありませんが)

 

カラクリを知っておくことで

習得もしやすくなります。

 

 

 

ヒーリングで、人生をもっと楽しく。