ヒーリングを学び始めるとき、

あるいは、行き詰ったときに

 

ヒーリングの基礎基本が

しっかり入った

私の好きなワークがあります。

 

【Lemon】という名前のワークです。

 

(ヒーリングのテクニックには名前を付けます。

 【 】はテクニックの名前です。)

 

 

 

レモンを食べる想像をして、

口の中に唾液が出てくる、というものです。

 

やったことがある人も多いと思います。

 

いま一度、丁寧に取り組んでみましょう。

 

重要なのは、イメージの世界に

しっかり没入することです。

 

「いま、ここ」にいるあなたではなく、

イメージの中で自由に動き回れるあなたに

意識を持っていきます。

 

そこに、唐突にレモンが現れます。

 

自宅の冷蔵庫から取り出しても、

スーパーで買ってきても、

丸善で積みあげた本に据えつけてあっても

構わないのですが、

イメージの世界なので何でもありです。

 

食べたいので、

カットレモンの形が良いでしょう。

 

今まさに体験しているかのように

ありありとイメージし、

そのレモンにかじりつきます。

 

口の中に酸っぱさが広がります。

 

口をすぼめてしまったり、

目が細くなってしまうかもしれません。

 

その酸っぱさを十分に味わって、

「いま、ここ」のあなたに戻ってみます。

 

上手くイメージで来ていれば、

唾液がいっぱい出ていると思います。

 

食べたのはイメージの中なのに、

実際の自分の体に変化が起こるのです。

 

しかも、

唾液をいっぱい出すというのは

意識的にやろうと思っても

難しいことです。

(上手な人もいますが)

 

意識的には難しいことを

イメージの力で引き起こした

というところがポイントです。

 

これが【Leomon】のワークです。

 

 

 

このワークで、

 

・ イメージの世界の臨場感を高める

・ 感覚を想起する

・ 心の操作で物理的な身体を変える

 

といった、

ヒーリングの重要な考え方が

リアルな体感をもって体験できます

 

上手くいかなかったとしても

練習すれば上手になります。

 

たとえば、

イメージの世界への没入度合いが

足りなかったのかもしれません。

 

しっかりと、

「いま、ここ」のあなたを忘れるくらい

イメージにのめり込みましょう。

 

あるいは、

レモンの酸っぱさを上手く

思い出せなかったのかもしれません。

 

実際に目の前には無いレモンを

食べているのですから、

レモンの酸っぱさは

記憶から取り出してきます。

 

レモンの酸っぱさの記憶があいまいだと

イメージがしづらいです。

 

実際にレモンを食べてみて、

その感覚を覚えておくと良いです。

 

 

 

お遊びのようですが、

 

これが上手になれば

ヒーリングも上手になります

 

何度もやって、

ぜひマスターしてください。

 

 

 

ヒーリングで、人生をもっと楽しく。