人間誰しも不要な失敗はしたくないものです。なのでこれでいいのか、もっといい選択肢があるのではないかと立ち往生してしまうことも時にはあると思います。自分や周囲になにか大きな出来事があったり、進学・就職など一つの分岐点に立っていると特にそうだと思います。
ですが、何かを選ぶ際、その選択が最適なものか、正しいのかどうかを気にしすぎないことが大事です。もちろん適当にやればいいという意味ではないことは言わずもがなですが、失敗を恐れるあまりに無限ループに入って身動きがとれなくなってしまうと、時間もエネルギーも大きく浪費してしまいます。
人間万事塞翁が馬という言葉がありますが、その結果が良いものであるどうかは時間が経てば容易に変わります。最悪の失敗だったと思っていたことが、実は劇的に好転するために不可欠なものだったなんていうのはよくあることです。
苫米地博士の書籍を読まれたことのある方はご存知だと思いますが、時間は未来から過去へと流れていくものですので、過去の評価に拘泥することに意味はありません。同様に現在の選択が良いものかどうか必要以上に思い悩むのも不要です。
結果的には最適な答えではなかったとしても、ゴールから考えて今答えを出すことです。そして機能しなくなったら更新する。今ベストな答えだと思ったのであれば、結果がどうあれそれが最良の選択です。
一度止まってしまうとまた動き出すには大きな力が必要になります。動きつつ考えましょう。