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コロナウイルスのラテン語とギリシア語に基づく語源と由来

そうすると、まず、

こうしたコロナウイルス(Coronavirus)というウイルスの名称は、

ラテン語において王冠や花冠のことを意味するコロナ(corona)と、もともとは毒液や粘液のことを意味していたvirus(ウイルス)という単語が結びついてできた言葉にあたり、

こうしたラテン語におけるコロナ(corona)という言葉は、さらにその大本の語源においては、
古代ギリシア語において鳥の曲がった嘴や船の曲がった船尾の部分などといった何らしかの湾曲した形のことを意味するコロネー(κορώνη)という単語に由来する言葉であると考えられることになります。

そして、

こうした古代ギリシアにおけるコロネー(κορώνη)や、ラテン語におけるコロナ(corona)という単語に基づいて、
太陽の周囲を取り巻いて真珠色に輝いているように見える高温のガスの層にあたる太陽の光の輪のことを指してコロナ(corona)という言葉が用いられることもあるのですが、
こうしたコロナウイルスと呼ばれるウイルスは、ビリオン(virion)と呼ばれるウイルスの粒子構造がラテン語におけるコロナ(corona)が直接的に意味することになる王冠や花冠あるいは太陽のコロナの光輪のように輝いて見えるため、
こうしたコロナウイルス(Coronavirus)というウイルスの名称が付けられることになったと考えられることになるのです。
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