介護を受けるのって | 仕事は介護、理想と現実。

仕事は介護、理想と現実。

介護の仕事をしてます。
日々のいいことわるいこと包みかくさずが目標です。

介護について昨日は書いたつもりが、内容がふわっとしてたというかわからん感じになってしまってたw

まぁ、そんな感じで進むから慣れてく感じで。

今日は介護を受けるのってどうなんだろう?

考えたことある?
受ける側になるって色々だね。
いい意味でも悪い意味でも。

私はちょっと入院した経験がある。
その時は車イス使ってて、自分で押すこともできなかったくらいだったから介助してもらった。

良い面…と言っていいのかわからないけど、体を少しでも動かすのが大変な時にしてもらえるってのはとにかくありがたいし、楽。
悪い面…って言っていいかな?
自分でするんじゃなく人にしてもらうから、思った通りにしてもらえない時もある。
それに、トイレとか見られるのって人の手が必要なんだから仕方ないけどやっぱり恥ずかしい。
お風呂も同じ。みんな裸の温泉と違うしね。

意外だったのが、車イスに乗ってる時。
病院とかって段差がないように作られてるから気にならないけど、普段過ごしてる家とかって小さな段差がいっぱいある。分かり易い段差はたぶん玄関くらい。たとえば部屋との境目にある小さな段差とかね。
普段歩いてる時には気にならないような段差でも、車イスに乗ってるとそれは揺れとして感じる。
スピードがあればなおさらにガタガタと感じる。
体験する機会があれば是非乗ってほしい。
その時、手が使えなくて、車イスから転んでも受け身が取れないまま転ぶって頭に入れてね。
それを繋げて考えると、足が悪い方は、人より段差を大きく感じる。

移動する時だけが介護じゃないから他にもたくさんある。

着替えの時、もちろんこれも手伝ってもらうなら見られてしまうから恥ずかしい。

状況をわかりやすく定めて考えてみる。

たとえば、
私は右の肘が痛くて曲がらないとする。
でも、パジャマに着替えたい。

手伝う時に無理やり右の肘を曲げさせたりしないでね!すごく痛いから。
そういう時は、左から袖を抜いて、最後に右を脱ぐようにしてあげて。
着る時は、逆。右から袖を入れて。

たまーに無理やり曲げさせたりしてる人を見ることがあるけど。
考えたらわかるよ!って言う人もいるかもしれない。

でも、いざいきなり介護をしないとってなった時、みんながみんな冷静にこなせるのかな?

もし、目の前に介護を必要とする人がいるなら、
その人は自分が思ってる以上に痛みや不安やできない事の苛立ちと戦ってると思って。

少しでも気持ちを理解できれば、できる介護も変わるはず。

人によってはこれを読んで、"理想でしかない"とか"現実とは違う"とか言うかもしれない。

そうかもね。でも、理想がなければ、実現させるなんてできないよ。

もし、介護することになった時、優しさを含んだものにしてほしいから。
そうなればいいなと思って書いてるよ。

では、今日はこれにて。