9月24日、25日の連休に、今年のイベントで計画していた雷鳥とヤマト岩魚の探索に行ってきました。
午前5時半、乗鞍スカイラインのゲートを出発。
雷鳥遭遇の確率は、日の出から3時間ぐらいが高いとの情報から、早朝の出発になります。
ゲートで管理人の方から道路状況の説明を受けた時、「今日は天気がいいから雷鳥は難しいかも」と言われ、ちょっとテンションが下がりました。
朝焼けに浮かぶ北アルプスのシルエット。
左端の尖った所が槍ヶ岳、右側は穂高連峰。
出発から1時間弱で、森林限界に到達。ハイマツだけの景色になります。
一番きつい、つづら折りを黙々と登ります。
登り切ると、平坦な桔梗ヶ原に到着。
左際の、少し高くなった所が、最初の目的地、大黒岳(2772m)です。
1時間20分ほどで、登山道の入り口到着しました。早朝とあってか、すれ違ったのはパトロール車だけでした。 辺りはもうすっかり明るくなってしまいました。急ぎ自転車を駐車し、雷鳥探索に向かいます。
こんな所を登っていきます。
ハイマツが群生している辺りから、回りをキョロキョロしながら、心の中で「雷鳥やーい」と言いながら、ゆっくり上っていきましたが、発見できないまま、頂上付近まで来てしまいました。
ここでパトロールの方と、しばし立ち話をしましたが、やはり「今日は天気がいいので難しいかもしれない」といわれました。雷鳥はガスっているときの方が出て来やすいそうです。
頂上にある東屋の様な建物の下で朝食を取り、少し休んでから、次の雷鳥ポイント、南に約2kmほど離れた、「肩の小屋」へ向かうことにしました。(雷鳥ポイントを探すには、雷鳥の保護を目的としたアプリ、「ライポス」が役に立ちます。)
登ってきた道を戻ります。
ここからは自転車で走ってきた道がよく見えます。
山頂から少し下って、ハイマツの中を降りて来た時です。ん?
登山道を右から左へ何かが横切りました。
急ぎカメラを取り出し、移動していった方へ近づいて行くと、
何と、雷鳥がいるではありませんか。
そっと近づき、写真とビデオを撮らせてもらいました。
ちょっとぶれてますが。
ミッションコンプリート!
その後は辺りを散策し、風景や植物などの写真を撮ったりして、まったりと時間を過ごしました。
北アルプス方面。
槍ヶ岳のアップ。
探索候補の一つ、硫黄岳方面。
紅葉が始まっていました。
ナナカマドの実。
ハイマツの実
雷鳥、二度目の遭遇。
小さいのを一匹持ち帰りました。
帰りはゲートまで一気に下ります(4倍速)。
ゲートで自転車を車に積み込むと、次の目的地(長野県、遠山川源流)に向け出発です。
雷鳥とヤマト岩魚の探索(Day2)に続く