秋晴れの11月14日、渓流釣りの下見を兼ね、紅葉の大井川東俣林道をポタリングして来ました。
コースは沼平ゲートから二軒小屋までの往復です。
午前4時過ぎ、林道のスタート地点、畑薙(はたなぎ)第一ダムの沼平ゲートを目指して自宅を出発。
ゲートには8時過ぎに到着しましたが、千頭から先は、細いくねくね道の連続で、前日の寝不足も加わり、すでにへたり気味。果たして終点の二軒小屋までたどり着けるか・・・。
急いで準備を済ませ、早々にスタート。
ゲートの管理人さんに挨拶をし、行き先を告げると、工事中の箇所が多く、今日は作業をしているので、特に工事車両には気をつけてください、とのこと。
ゲートからしばらくは快適な舗装路が続きます。
ダム湖の対岸には、みごとに紅葉した山が。
見とれていると前方から、工事車両が。慌てて左端に停車し、やり過ごします。
最初のチェックポイントの畑薙大吊橋はまだ日が差してなかったので、帰りに寄ることにして通過です。
畑薙大吊橋からダートが始まりました。
しばらく進むと迂回路が・・・。
河原の方へ下ろされますが、この迂回路、かなりの悪路です。しかも、またもや工事車両が、轟音と砂ぼこりを立てて通過して行きます。
しばらく進むと、林道に戻り、畑薙橋を通過。
橋を渡ると、対岸に赤崩が見えます。
さらに進むと、布引山(2584m)の登山口の中ノ宿吊橋に到着。
おそるおそる吊橋の中央へ。
橋の上から上流を眺めると見事な紅葉が。
ここからの区間の紅葉が綺麗でした。
紅葉に見とれながら快適に進むと、赤石ダムに到着です。
ここまで、1時間弱、ゲートから8kmくらいなので、このペースで進めば、お昼過ぎには二軒小屋までたどり着けそうです。
ダムと山を眺めながら給水タイム。ダムの向こう側には南アルプスの山々がそびえ立っています。
左側のピークが上河内岳(2803m)だそうです。
さて、次のチェックポイントは、聖岳登山口です。
赤石トンネルを抜け、
新聖沢橋を渡ると、聖岳登山口です。
聖沢に入渓する時は、この登山道を使うことになるようです。
次のポイントは、牛首峠(赤石沢)ですが、なぜか見落としてしまい、椹島(さわらじま)まで来てしまいました。
左にある階段が赤石岳登山口です。この登山道を使えば、奥西河内上流へ入れそうです。
ここには有名な椹島ロッジがあるのですが、今年はコロナの影響で閉鎖されているので、通過です.
木賊(とくさ)まで来ると、辺りは冬枯れの様相。
水溜りには、何と氷が。
カラマツ林が見えてきました。
ゴールの二軒小屋まで後少しです。
冬枯れた木々も、これはこれでなかなか風情があります。中央上に崩落跡が見えます。
南アルプスの地質は崩落し易いようです。
ゴールの二軒小屋入口。
ここまで30km弱、約3時間のライドでした。バッテリー消費は約11Ahでした。
二軒小屋もコロナで閉鎖なので、堰堤からの放水を眺めながら昼食。
昼食後は辺りを散策。堰堤上の吊橋。
千枚岳方面の登山口です。途中通って来た、赤石岳、聖岳の登山口へ繋がっています。
橋の上から上流の眺め。ここから約3km上流の西俣ヤードにリニアの非常口ができるそうです。
下流方向を見ると、林の中に二軒小屋が見見えます。
田代ダムの貯水池。チンダル現象で青く見えてます。
まだまだ辺りを散策したいのですが、そろそろ時間なので、戻ることにします。
午後1時過ぎ、行きに見落とした牛首峠まで一気に下ります。
源流釣り師垂加の渓、赤石沢。
奥に見えるのは赤石岳(3120m)。
ぐっと近づいて。
牛首峠を下り、赤石ダムまで下りて来ました。
カラマツの紅葉でしょうか。
スマホの待ち受け画面用にパチリ。
行きに通過した畑薙大吊橋(長さ181m)。かなり揺れます。
子供たちはきゃあきゃあ言いながら、平気でわたっています。
ゴールの沼平ゲートに到着。
3時過ぎ、ほぼ予定の時間に到着しました。バッテリー(16Ah)は、赤石ダムで残り18%になったので、予備(12Ah)と交換。予備は20%の消耗、合計17Ahぐらいか。
次は、渓流釣りでまた訪れたいと思います。