8年前、40代で心臓の難病が発症した

音楽大好きROCKママ☆です



その間に

肥大型心筋症が進行して

拡張相肥大型心筋症になり



補助人工心臓の植込み手術により


未来ある新しい人生をスタートしました



今年はもう3年目の検査入院でした
先日、大阪の方の病院で入院してきました

ここまで特に大きなことがなく過ごせてこられて
ホントにホントに良かった

以下、検査入院の詳細

◆入院当日
11:00入り

受付してもらった際に
病棟がふたつの内どちらになるか知らされるので
いつもドキドキ


でもラッキー!!


行きたい方の病棟でした!!


補助人工心臓(VAD)の植込み手術の時に
8ヶ月入院してたから

病棟の看護師さんをみんな覚えちゃってたし
とにかく入院するならその病棟がいいと思っていて

もう一つの病棟のみなさんも覚えてるし良い方ばかりだったけど
長かった病棟の方ではホントにたくさんお世話なったしね

しかもその病棟は
補助人工心臓(VAD)患者、移植者の
専用病棟らしく全室個室!
トイレ洗面ももちろん部屋にあります


落ち着いて休めるし
今年もそこで嬉しかった


到着して病室に案内されて
バッテリーチャージャーやMPUを
旦那さんが設置してくれて完了

そしてこれで旦那さんとはバイバイ😢


着替えて落ち着いたらまずは病室で心電図
初日は他に事前検査はなかったからよかった

あっという間にお昼ごはん
懐かしい!!
8ヶ月入院してたから
メニューのパターンもなんとなく覚えてしまって

当時とメニューが変わっていなくて
懐かしく美味しく頂きました




そのあとシャワー浴びさせてもらいました
夏の入院は行くだけで汗かいてホントに困る

時間削減のために前日に消毒を済ませておいてよかった
(今は一日おきの消毒ペースなので)




そして、いよいよ問題の


点滴のルートとり



2回チャレンジされるも入らず…
別の看護師さんに変わって
トータル3回目でやっと成功


血液検査の時の血管はメッチャあるので困ったことないけど
点滴用のを刺すには
血管が蛇行してるのが多いらしく
難しいそうな


そうそう、点滴といえば
入院中は補助人工心臓(VAD)のバッグは背負いから肩掛け(斜めがけ)に変えています

点滴の針が腕に常駐してると
背負うときに当たったり引っ掛けたりが怖くて億劫だし
実際に点滴と繋がってる最中は
点滴に繋がってる側は背負えない
だからかえって不便
なので肩掛けベルトに変えて過ごしています



担当医の先生が顔を出して下さって
翌日の検査のこととかの話し

そのタイミングで
カテーテル検査中に
音楽をかけて欲しいと伝えました

昨年は我慢したけどやっぱり緊張しちゃったから


ここの先生はスゴくわかってくれる
もちろんイイですよ♪
何がイイですか?って


今回のリクエストは

悩んだけどやっぱり
「髭男」にしました

カテーテル室で聴けるのも楽しみ!





夕ご飯食べて


久しぶりの病室での夜
窓から見える景色


ツラかった8ヶ月の入院生活が思い出されながらも
意外とすぐに寝落ちしたようでしたww



懐かしい廊下の全面窓からの景色





◆2日目
朝6時過ぎ看護師さんが
血液検査の血液を抜きにきます
(いつもだけど早っっ💦)

点滴のルートとりしてあるので
そこから何本分か採血


朝は絶食
薬だけ服用しますが
朝の薬のうちフォシーガは
絶食で服用すると低血糖になるのでと
昼にズラすようにいわれました


さらに
心配なのはトイレ


いつも朝の薬を飲むと1時間から1時間半くらいで
トイレのピークがやってくるんです


そうなると1時間どころか30分ももたずにトイレに行きたくなります


心臓カテーテル検査が2番目の9時半頃だと
検査の頃にトイレピークが来ちゃうのではと💦


いつもの感じなら
車椅子でカテーテル検査室に連れて行かれて
終わって部屋に連れてきてもらうまで
時間かかるから

実質1時間以上トイレに行けないーー


頭の中でぐるぐると考えました


朝は絶食だから逆算して
スゴく早く薬を飲むか??
それともオムツのパンツとか履いておく??

いつも急な手術後に備えて紙パンツ型オムツを少し持ってきているので…

まぁ持ってこなくても術後ならICUで看護師さんに注文して購入するんだろうけどww
(埋め込み手術の時そうだったし)
などなど考えてて

そんな事を前日に看護師さんに相談したら


朝の薬の中の利尿作用の強い薬を
昼にまわせるように先生に聞いてくれて
フォシーガと共に昼にズラせました!!


あーーー
よかったー



尿道カテーテルするのは大変だしね💦



今までも飲んでた薬は同じ
今まではたまたま無事に
ギリギリセーフだったけど



薬を飲む時間と検査の時間
というのがやっぱり重要だわ



とはいえ朝ごはんもないので早めに7時過ぎに薬を飲んで
汚れてもいいレンタルパジャマに着替えて


8時頃、点滴スタート
まずは抗生剤セファゾリンナトリウム

抗生剤の点滴時の最初10分くらいは
看護師さんが付いていて

血圧や体温を何度も測ってアレルギーショックとかが起きないか確認していきます

ここでも過去の入院時に、別の抗生剤で
アレルギーによるアナフィラキシーショックみたいなのを起こしたのが思い出されてドキドキ


無事に何もなく終わりました



心臓カテーテル検査は2番目とのことで
9時半頃に車椅子を押されて向かいます


カテーテル検査室では
そう、前日に先生にリクエストしておいた
髭男♪
流してくれました

準備中に他の先生も一緒に鼻歌歌ってくれたりして気持ちも上がって⤴️ 怖いのが少しおさまります

先生達優しいなぁといつも思います


昨年は音楽ガマンしたけどやっぱり緊張したから
やっぱり音楽あるとちょっと気が紛れてよかった




カテーテル検査は昨年は
回転数を変えるか試したりしたので時間かかった気もするけど
今年はなにかのデータで確認して回転数は変えずに行く
となったらしく早く終わった気がする


トイレの心配も問題なく
無事に終わりました!!よかった!





さてさて
今年の大イベントは

コントローラー交換


先輩方のブログで読んだりして心の準備をし
先生からは感じない人もいると聞いていたので
そんなものかと思っていたら
なんの…



担当医の立ち合いのもと
MEさんが、抜いて刺して
一瞬の間なのに

しかもベッドで横になってるのに


突然、体がメチャクチャ重くなって
胸も重くなって
全身がベッドに押さえつけられて
ベッドに沈むような感覚が一瞬で来て
ビックリーーー!!


繋ぎ替えたあとも少しの間もなんか変


そしてその後
何時間もシンドくなってしまいました



補助人工心臓(VAD)が止まるとこうなる
というのを体験した感じです

あれが何分も続いたらと思うとゾッとします


普段は当たり前になっていた補助人工心臓(VAD)のありがたみをスゴく感じました!!


そして
機械がなかったら、もう私は動けないのだと
思い知りました




MEさんがバドバッグやベルトを新品に交換してくれました
(これは毎年)
新しくなる度に、また一年無事でいたい
と思います





コントローラー交換されたあと

なんか以前までのコードより質が違って

硬い感じです



◆最終日
血液検査の結果をもらいました
700台にまで急に上がっていたBNPが
なんと200台
どんなんww

他にもいつもならHマークがたくさんついてるのに
別人の結果みたいにHマークが減っていました

先生曰く、入院で体が休まって
結果が良くなることが多い
とのこと
いつもそうならいいのに


あと病棟のクラークで、勤務先に出す診断書の作成も忘れずにしてきました

「退院してすぐに働いていいよ」っていうことが書いてある診断書を出さないと
退院後すぐに就業しちゃいけないそうで

でも診断書は依頼すると1ヶ月くらいかかるし
その間ずっと働かないのは時給制なので
ホントに困るので
勤務先に相談したら
入院前に同じフォーマットで同じ内容を記載してもらった診断書を出すことで
一旦はすぐに働いていいって許可をもらえました

でも、退院時に、その事前の診断書と変わらないか診断書が必要なので依頼して来ました


勤務先によって就業規則があるから
こーゆーのって手間だけど
これで働くことが出来るのでありがたいなぁと思いますにっこり




こうして終わった3年検査入院
4年目のスタートです✨


これからも自分の身体も機械も大切にして生きよう!!!