今って、在宅勤務中心だから通勤時間節約できるんだよね。だから勉強だって出来るんだよ。何事もポジティブに考えなくっちゃ駄目だよ。
●このブログ、法律の中でも王様のような法律、民法を扱うよ。私が試験受かった頃、平成22年だからちょうど10年前になっちゃうけど、民法は、行政書士試験問題の25%(このほか記述は3問中1問が民法だった)、宅建試験問題の30%を占めてたんだ。
●で、民法って民法以外の法律にも通じる共通の根っこのような性格も持つので民法を征すれば全ての法律を征するといっても過言ではないんだよ。
●細部まで説明するのはこのブログの目的ではないので、このブログを見てくれる人には、最初は枝葉にこだわらないで、事例を読んで、自分で考えてみて、ザクッとしたイメージを掴んで欲しいです。
●私はね、民法は常識人の発想をするって信じてるんだよ。だからね、民法の常識と自分の常識が一致してれば凄く理解が簡単なんだ。もしそうでなくとも民法の性格(人間で言ったら人柄)さえ知れば、小難しい条文など知らなくても大半の問題は解けてしまうんだよ。
●まずは法律を楽しく学ばれて、法律を好きになることが、早期合格の秘訣だし、また、合格に続く新たな巷間法律家生活を楽しいものにすることにもつながると思うんだよね。
そんじゃこれから導入ね。まず、民法の大雑把な性格、まあ大原則みたいなの話すからね。ちょっと長いけど頑張って読んでけろや。
1.民法の人柄(大原則)
●民法の性格
人間面には情けに厚いけれどクール、合理的だけど泥臭い。優しさと正義感を兼ね備えた常識ある大人であって、他人の身勝手や無責任には厳しい。仕事面ではバランス感覚を大切にしながらもビジネスをどんどん進める。
民法は人間に例えれば、情に厚く、それでいて、意外とクールです。同時に、常識ある成熟した大人です。ここから、子供や弱い人には寛大で、誠意ある態度、不公平な扱いを好む正義感を持ち合わせます。
その反面、身勝手、無責任な人には大変厳しく接します。そしてこの姿勢は一貫しています。仕事に関しては、合理的に迅速に取引をまとめていきます。
どうです、理想の父親、理想の上司みたいじゃないですか。
それでは突然ですが、以下の質問をこの民法の性格に従って推測し、解いてみてくださいね。[1]
例1:中学生のA子さん、親に内緒で知人から高価な携帯電話を買ってしまった。後にこの知人がA子さんに早く払えと言ってきた。払わなければならないか。
例2:小学生のB君、キャッチボールで遊んでいたが、間違って隣の窓ガラスを割ってしまった。B君はガラス代を弁償しなくてはならないか。
例3:C子さんは長年息子の虐待を受けてきた。自分が死んでも遺産は絶対に息子に相続させたくないが可能だろうか。
例4:近くに駅ができると不動産屋に言われ家を買ったDさん。後に、駅の計画などないと知っても代金を支払わなくてはならないか。
例5:Eさんから多額の借金をしているX、身の程も知らずに恋人とドライブするため外車を買った。Eさんは車の契約を破棄させることができないか。
例題は、全問正解の人も多かったかと思います。このように、もし仮にあなたが民法の常識に近いセンスをお持ちなら、大半の問題はあなたの常識で解けます。また、仮に自分の常識とかけ離れていても、相手の性格さえ知っていれば解けるものです。
これから何回かに分けて大事な話するから少し長いけど我慢して、辛抱して付き合ってくださいね。
なして待てないの?あたし、我慢できない人、大嫌いださっ!
[1]例1:A子さんは契約を取消し、携帯電話を買わなかったことにできる。例2:B君が弁償する必要ない。但し、親は別。例3:C子さんは息子を相続人にさせないことができる。例4:Dさんは契約を取消せる。例5:Eさん自身がXのした契約を取消せる。

