牧場に羊がいる。
彼らの周りに柵はあるが、
事足りているので
不自由さはない。

羊は自分の存在自体は
感じるが、
自分が 羊 だと言う事は
知らない。

そして私たちも
本当の 羊 を知らない。
野生の 羊 を誰一人として
見たことがない。

しかし、
野生の 羊 を
必要としている 人 はいない。




出会い とは不思議なものだ。人それぞれ何か惹かれるものがあって、長い付き合いになるだろう、と思ってもそうじゃなかったり、気付けば15年位忘れずにいたりする。
その素晴らしさに四六時中離さずにはいられないものもある。
一つの転機だろうか、新しい姿を発見するチャンスを得た。
ある意味、マンネリ化していた訳だし、惰性によって情熱を捧ぐ事に怠慢だったかどうかを確かめるいい機会だ。
そんな気持ちを持つのも変化を求めていたからだろうし、逆説的に言えば怠慢さを証明しているのだろう。

踏み込まなければ、そのまま幸せを感じていけるのかもしれない。
しかし、踏み込まずにはいられない。今までそうやって喜びを得てきたのだから。
自分のそばに在るものは、愛していたい。
愛しているという事を証明するには、自分も同じ場所に立たなけならない。
新しい発見があればこそ、理解できない事も出てくるだろう。
新しい発見があればこそ、より深く愛せるのだろう。
いつまでも同じ場所にいては、愛するということが、過去のものになってしまう。
時間の残酷さに置き去りにされぬ為には、変化し成長して、時間と同じ早さで愛するという事を証明し続けなければならない。

戦え!

何を?


人生を!!