1 クロスカブについて

 形式EBJ-JA01は、2013年の6月に発売されました。その時のホンダの記事は次のようでした。

 

クロスカブは、ビジネスモデルとして取り回しやすさや経済性などで定評を得ている「スーパーカブ110」をベースに、アウトドアイメージのスタイリングと装備を施した新感覚のレジャーモデルです。


 開発にあたっては、“THE CROSSOVER A LIFE AND PLAY”をキーワードに、日常での使い勝手と遊び心の融合を図っています。
 デザインは、乗車時のまたぎやすさや、レッグシールドを備えたスーパーカブ伝統の実用的な車体構成を踏襲しながら、タフなイメージのヘッドライト回りや幅広くアップライトなハンドルなどでクロスオーバースタイルを強調しています。カラーリングは、カラフルなパールコーンイエローとファイティングレッドの2色のバリエーションで、市街地はもとよりアウトドアでも映えるものとしています。
 エンジンは、スーパーカブ110に搭載されている低フリクション技術を多岐にわたって採用した高効率な空冷・4ストローク・OHC・単気筒110ccを採用。クロスカブ用に減速比を変更したことにより、さらに低回転域で力強い特性としています。
 車体は、剛性に優れたバックボーンタイプのパイプフレームを採用。前・後サスペンションは、「スーパーカブ110 プロ」に採用しているストローク量の多いタイプとすることで、アウトドアでより快適な走行を楽しむことができます。

  ※ホンダニュースリリースより抜粋

 

 空冷4ストロークOHC110ccエンジンは、燃費が良く耐久性も高いと言われています。タンク容量は、4.3リットルです。

 この個体は、走行距離が3万キロを超えていますが、まだまだ通勤通学等の普段の足として、ツーリングのお供として気兼ねなく、ガンガン楽しめると思います。あると快適なスクリーンとあると何かと便利なリアボックス(傷と割れがあります)と前かご付きです。ヘッドライト球がLEDに交換されています。純正のリアキャリアもあります。

 

2 気になるところ

 公道を走行しましたが、機関には問題を感じませんでした。走る、止まる、曲がる等問題はありません。110ccの排気量は中途半端な感じがしますが、車体の軽さが走りに効いており軽快です。個人的にはCT125やCT110に比べても遜色のない、いやそれ以上の軽快さでは、と感じました。

 外観ではありませんが、前後ともにタイヤにひび割れが見られます。現時点では空気の漏れ等の問題はありませんが、近いうちに交換したほうがよいかと思います。

 外観では次のようです。

①レッグシールドの傷(右前)

②右サイドカバーの傷

 

走行距離:31.595km

  ※試走等により多少距離が伸びます

3 動画

 実車の様子をご確認ください。