今日(というよりは昨日)は布団を干した。

ベランダが妹の部屋にあるのだそれを拝借させてもらい干したのだ。

細心の注意を払った。

しかし発達障害というものは恐ろしいもので

あるいは私自身が無能ゆえか

妹からすれば相当量の汚れがあったようだ

 

布団を干し、マットレスを立てかけ、乾かし

そしてニート(B型作業所勤務だが稼ぎも少なく家に金もあまり入れていない、なので無職が安定か。また書類上でも私は無職となる。B型作業所はあくまで「利用」であって「雇用」ではないのだ。そこがまあ気楽であり、鬱屈とした不安を膨らませる元凶というところもあるのだが…)の罪悪感を払うために近くのアオキに赴いた。

 

アオキは石川県発のドラッグ・ストアーであると石川に住む友人から聞いた。

きゃつはドラッグ・ストアについて調べているらしい。

酔狂な奴だ。

とかくそのドラッグ・ストアは「薬屋」と銘打っているものの

実際の所薬コーナーは極めて小さい。

というか店の大抵はドリンク、生活用品、シャンプー、洗剤、食材であり…

もはや小さなカスミ(霞でも食ってろという事ではない、実際にこう言う店名なのだ)のようになっている。

 

さて件のアオキに赴いた私は

どうせ(金を)使うなら豪勢に…という会った事もない祖父譲りの豪傑さ(単に浪費壁ともいう)を発揮し電動歯ブラシのヘッド・芳香剤(肥満体故部屋が汗臭いのだ。自責。)・栄養剤(ポポンSという総合栄養剤を買った。カフェインや有効成分が入っておらず純粋な栄養のみが凝集されているらしい。いわく夏バテは栄養失調になりやすいとかスタミナ回復には栄養を摂るのがよいとどこぞで読んだから)

そして実家のための漂白剤と柔軟剤を購入した。

布団を干すと同時に枕を洗濯したからだ

ポリエステル綿は洗濯してもよい。というのが本日得た知見であった。

そして「ああ、腹が減っている」と気付いた。

思えば昼食をとっていなかった…そう気づいたからだ。

大食漢の私が食事を忘れるとは。

猛暑は恐ろしいものである。

必要なものや薬品を買い物かごに放り込んだ私はドリンク・コーナーに赴いた

まずポカリスウェットをかごに入れる。

アクエリアスを常飲していたのだがあれは「ドリンク」という面が強く感じられてゆえだ。

清涼飲料水というか…栄養摂取の為には向かないように思える。

いや、熱中症予防には効くと思うのだが、それは運動中の諸兄らや諸姉らに向けてだろう。

それにポカリスウェット特有のあの苦み。薬品感。

あれが恋しく思い始めていた。

最近母がアクエリアスを飲めるようになった!褒めて!とよく言ってくる故だろう。

…酒しか飲まなかった母すらスポーツ・ドリンク常飲者に変えるとは

矢張り今年の夏は異常なのだろう。

尊敬する日野日出志先生の言葉を借りるならば

「それにしてもこの悪臭と気ちがいじみた暑さは何とかならないのか!」

「く・・・狂いそうだ!!」

と言ったところか。

日野日出志先生も夏がお嫌いに相違ない。

過去には日射ゆえの猛暑で狂った侍のお話を書いていたし…

さて、水分補給のポカリ・スウェットをかごに放り入れ

食事のための玄米茶を購入した。

カフェインが少ないものがよいと思っていた所以だ。

とはいえ麦茶は飲み飽きた。ほうじ茶は侮ってはならず、カフェイン含有量は緑茶よりかは少ないが確実に含んでいる。

では十六茶か?健康になりたいという気分ではない

ウーロン茶? …胃壁が荒れそうだ

と、言うことで玄米茶にしたのだ。

久方に飲む故、多少うきうきした。

 

そして総菜コーナーにたどり着く。

やはり午後の陽気の前では総菜は死屍累々。

あまり残っていなかった。

顕著なのはおにぎり(おじぎりではない。ちいちゃんのかげぼうしは読んでて本当に戦争はおろかだ…と思ってしまう)である。

 

もっとも全淫夢民をはじめとして日本国民に愛されているとは過言ではない

太いシーチキン…!とはじめとしたおにぎり類は全滅。

昆布一つと鮭二つがしんみりと残っている次第であった。

 

弁当はそこそこに残っていた。

おそらく弁当屋さんがちょくちょく運びに来ているのだろう

その際に売れ残った弁当も回収しているに違いない、そうに決まってる!

さて弁当を物色する…。

うーむ、チキン類が多い!

チキンは消化は良さそうだが栄養がちと気になる

この猛暑下ならば豚肉が好ましい…が、生姜焼きはそういう気分ではない。

と思っていた矢先、ちょんまりと小さな酢豚弁当を見つけた。

酢豚は好物だ!

酢は健康に良いことは請け合い、それに野菜も多く体によい。

おまけに豚肉はビタミンB1を含有し疲労回復によい。

とかく飯に合うのだ。

すぐさまそれに決め、少し小さかったゆえにおにぎりを二つ、鮭と昆布を放り込んだ

おからやガパオも気にはなったが、胃袋がそういう気分ではなかったゆえにやめた

…財布の都合もあるが。

 

会計を出血多量のクレヂットキャッシュ・カードで行い

会計を来月に繰り越し(はあ…。)

袋をもらって店を立ち去った。

 

子ども連れが多かったのを記憶している。

子どもを連れてくるのは良いが…

どうかちみっ子が急に走ったり、駐車場に行かないようにしてもらいたいものだ。

何度ちみっ子バンザイ突撃部隊に自爆特攻をされそうになったか…

大柄な私が、それに坊主、眼鏡、目つきも悪く肥満体のこの私が

ちみっ子にぶつかった(ぶつかられた)らそれこそ大事になる!

泣いてしまったらそれこそ警察沙汰だ。

まあ悪魔のパスポートこと障碍者手帳がある故、タクティカル・アドヴァンテージ(戦術的優位性)は保てているだろうが…

 

 

さて、昼食をわたしは図書館で済ませる気でいた。

中学時代の親友、アヴァンギャルドなご家庭のK君にもらったジョジョ四部のミニ・バッグにはswitchを入れており、「電波人間のRPG  NewFree!」をやろうと思っていたのだ。

 

期待していた電波人間の新作とはいえあまりの難易度や鬼畜さゆえに

多くのユーザーが悲鳴と怒号を放ち病みつきになっている。

配信からまだ二週間も経たぬというのに早くも一万円をフリー・ゲームにぶち込んだ変態を見てこの世はいかれている。と思った次第だ。

 

さて、涼しい図書館で食べようと思ったのだが

公共施設で飲食はよろしくないと思い、お外で食べることとした。

もし腹をすかせた貧乏学生が勉強などしており

空腹を誘発してしまったら…と思ったらそんなことはできまい

そもそも私が空腹であることが多く、そのような立場に置かれたらいやだというのがあるからだ。

 

おばあちゃんが言っていた…

 

「自分がやられて嫌なことは他人にもするな、自分がやられてうれしいことは他人にもやれ」と。

 

 

公園ができてくれたのはありがたい。

しかし先客がいたゆえ石造りのテーブルで食べることとした

この市はやたらと石のテーブルと石のみの椅子が多い気がする。

焼き物と関係している…?と思ったのだが、それは関係ないのだろう。

 

昼食はすっかりおいしくいただいた。

拓也さん同様しば漬けが嫌いな私は「じゃあこの一番まずい漬物から…」といやいや漬物をたべ、玄米茶で流し込み、やたらと辛い牛肉味噌の炒め物を口に運んだ

とてもしょっぱい!

新米バイトがルクトゥン・オア・ダイの精神で多量に塩をぶちこんだとしか思えぬそのしょっぱさに「ここまで塩分が足りてなかったのか?」と思いつつ白米と食べる。

 

酢豚は問答無用においしかった。

酢豚は何処に行ってもおいしい。

カレー・ソーセージ・酢豚。これは私的な「うらぎらない」食事だ。

逆に麻婆豆腐・寿司・生姜焼きは「うらぎられる」食事だと思う。

山椒は好きなのだがあそこまで入れられると困る。

寿司は昔「おたる寿司」という寿司屋でこっ酷い目にあって以来のトラウマだ。

 

スプラッタ映画ばりに血まみれのマグロ、凍ってシャリシャリのマグロ。

腹を下した私は幼いながらに「やべえ!」と思ったものだ。

生姜焼きは…なんか安っぽいというセレブリティ?思考というのもあるが

なんかしょっぱかったりやたらとからかったりするのだ。

あと添えられてるキャベツがやたらと生臭かったりするのも大きいだろう。

わたしは発達障害ゆえの嗅覚過敏を幼いころから抱えており…

塩辛・スーパーの鮮魚コーナー・動物園・魚の煮物・水族館・生野菜・汗で湿った胴着などにはおう吐を隠しきれない。

まあこの嗅覚過敏自体はコーヒーや紅茶、食べ物の味を深く味わえる特殊能力だとは思っているが…。

 

ニャハハハハン♡

 

さて、食べつくしたわたしは眠気を覚えた。

思えば眠っていなかった。

ポポンSを二錠玄米茶で流し込み、タバコも吸わずに帰った。

電波人間? 苦行ゲーはNo Thank youだ(天才外科医並感想)

 

家に帰った私はおばあちゃんに柔軟剤と漂白剤を買ったことを報告。

とても喜ばれた! 一服の清涼剤になったことは受け合い。

ニートの罪も多少は赦されただろうか…

さて、洗濯して乾かしておいた枕を取り込み、ベッド・シーツを敷き、干したての布団で眠りにつく…

 

 

…最高の時間だ。

 

わたしはすぐに眠りについた。

見た覚えのない大好きな子ども番組の映画を仲間?を引き連れて見に行き

帰りにライオンポリス(しまじろうに登場するガチムチ♂オスケモの警察官)に

ファンです!ツーショットとってもらってもいいですか…?と言ったら

ヘッドを外され中の人とツーショットを取るという謎の夢を見た

けもケットでそういうことをしたら死ゾ やめようね!

あとはfalloutめいた世界の中、基地?で武器を漁り、グールめいたものに襲われる夢を見た

腐った生肉の感触、グールのくさった皮膚の気持ち悪さ、いろいろリアルな夢だった。

 

妹のヒステリックな声で目が覚めた。私を糾弾する内容である。

ぷももえんぐえんぎえんおんもえちょっちょっちゃっさっ(罪悪感)

そして今日は母が遅くなることも思い出した。

ああ…今日(昨日)は妹にずいぶん背負わせてしまった。

今度あいつの好きな堅あげポテト(黒コショウ)を買ってわびを入れよう。

 

しかしあいつの部屋にベランダがあるのだから

使わせてくれよとは思う

共有財産だろう?

そうに決まってる!

 

さあ、朝が来る。

糞暑い朝である。

煙草を吸って今日に備えよう。

ファッキン・サマー・ハスカム・マザーファッカー・レイワ・ガッデム・プッシーファッカー。

 

今日はここで終わる。