その他の一次性頭痛
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●その他の一次性頭痛
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こんにちは。頭痛コンサルタントの山崎です。
“夫婦で頭痛持ち”という方にお話を聞いたところ、
「お互いに辛さはわかってるし、看病の仕様がないこともわかってるし。
そのままほっといてくれるのが一番ということもわかっているので。」
と、どちらかが頭痛になったら、何もせずにただ寝かせておくだけだそうです。
自分から寝室を出てくるまでそのまま。
声もかけずにとにかくそのまま。
これが非常に“ありがたい”とのことです。
「結婚する前は、親の目が気になったりして寝てることもできなかった。
怠け者病とかグータラ病とか、散々言われてきましたから。」と。
家族の理解って、とても重要です。
「ひとり暮らしをするようになってから、頭痛時の精神的ストレスが減った。」
という方も結構いらっしゃいます。
もし今、これを読んでいるあなたが、
・旦那さんや奥さんに理解してもらえない
・両親や兄弟姉妹に理解してもらえない
等でお悩みでしたら、ぜひ、このブログを見せてあげて下さい。
世の中には頭痛で苦しむ方がこんなにいるのだと。
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その人たちはみんな、人に理解してもらえなくて苦しんでいるのだと。
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そういったことに使って頂けたら、このブログの存在価値も上がります。
そしてこれからも、あなたと一緒にがんばっていけたら、
私の存在価値も上がるかも。。。 なんちゃって（笑）
さて、オチをつけたところで、今日も参りましょう。
・～・～・～・
今回のテーマは「その他の一次性頭痛」です。
前回号までで、
・片頭痛（ズキズキするつらい頭痛）
・緊張型頭痛（頭の重くるしい頭痛）
・群発頭痛（毎日片目の辺りがひどく痛む）
と、上記３つの「一次性頭痛（善玉頭痛）」のお話をしてきました。
が、今これを読んでいるあなたが、
「私はどのタイプにも当てはまらなそう・・・」
なんて、困っているかも知れません。
そうならないために、可能性として考えられるものをお話して、
あなたの頭痛のタイプを、より明確にしていきたいと思います。
全部おぼえる必要はありません。
自分に当てはまるかどうか、考えながら読むだけで大丈夫ですから。
でも、もし当てはまるものがあったら、それはおぼえておいて下さい。
自分の症状に重なるものまで忘れていたら、
読む意味がなくなってしまうので（笑）。
●一次性穿刺様頭痛（アイスピック頭痛）
・片頭痛の約４０％と、群発頭痛の約３０％の方に、合併して出てくる症状と
言われています。
・先のとがった鋭いアイスピックで刺されたような、数秒単位の鋭い頭痛です。
・こめかみ、頭頂部、目の奥などに局部的な痛みが１日数回訪れます。
・女性に多いとされ、ほとんどの人は１ヵ月以内に自然に消えるようです。
この症状の方にお話を聞いたことがあるのですが、
まさにアイスピックだそうです。
他に例えようとするなら、
先のとがった鉛筆とか、絶対に芯の折れないシャーペンとか、
そういう“見ただけで痛そうなもの”しか出てきませんでした。
●一次性咳漱性頭痛
・咳、くしゃみ、いきむ、気張る、笑うなど、瞬間的な力の入れ具合で
痛みを感じるタイプです。
・４０歳以上の方に多く見られる症状で、両側の痛みを訴えます。
くしゃみが出たときって結構気持ち良かったりするのですが、
このタイプの方はまさに逆ですね。
笑うたびに痛くなるようだったら、絶対笑わなくなりますよね。
眉と眉の間にしわが出来そう。。。
余談ですが、
私のタイプは前にもお話ししたように片頭痛でしたが、もちろん片頭痛でも
このような「咳、くしゃみ、いきむ、気張る、笑う」などの行為は、
痛みが倍増します。
これでもかーってくらい。
咳やくしゃみが出そうになった時、頭に響かないように無理におさえようとして
体のへんなところに力が入って、そのせいで首や背中が“ピキッ”。
「ヤバッ、筋やっちゃった（痛）」なんてことありませんか？
私は今、すごく共感してくれてると思って書いてますが。
「ある、ある」って方、良かったらコメ下さい。
もちろん無理にとは言いませんが・・・
●一次性労作性頭痛
・ランニングや水泳など、激しい運動をしたときに痛みを伴います。
・とくに暑い日や高地で起こりやすく、５分～４８時間続くと言われております。
・何ヶ月か続いて、その後自然に起こらなくなるようです。
このタイプの補足として、運動すると頭痛になるからといって、
その運動自体を避けるのはあまり良くないようです。
むしろ、規則正しい運動を心がけるということは、頭痛の原因を減らし、
改善するきっかけを作る行為にもつながります。
この症状を防ぐには、運動前に鎮痛剤を服用しておくという改善策があります。
しかし、もちろんこの「一次性労作性頭痛」ならの話です。
心配な方は、医師への相談の上、薬の服用を判断して下さい。
それと、
水分不足も原因のひとつですので、まめに水分補給をするように。
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普段は頭痛持ちではないけど、上記の症状だけ持ち合わせているって方も
いらっしゃいます。
もちろん、片頭痛や群発頭痛とセットの方もいます。
これらも全て「一次性頭痛（善玉）」ですので、命に関わることはありません。
しかし、自己診察が難しい方は医師への相談も選択枠のひとつとして、
安易な判断をせぬようにお願い致します。
もう少し「一次性頭痛」はあるのですが、
“一度にたくさん”にすると、おなかいっぱいになって、
あなたの頭痛を引き起こす原因にもなりかねませんので（笑）、
今日はこのへんで。。。
続きは次回の、「その他の一次性頭痛 ②」でお話しいたします。
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