父は今、
キャッシュディスペンサーの前にいる。
あれだけ息子の受験の持ち物にはうるさく
チェックしてきた男が、
入学金の振込先の番号を
控えてくるのを忘れてしまい、
慌てて携帯でサイトから調べている。
後ろの長〜い列の先頭にいる、
おじいさんの
「早くしろ!」の視線がイタイ…
しかし、この一週間は本当に
ドラマティックだった。
初日から不本意な結果を食らい、最終日程
までもつれ込んだものの、一校から
ご縁を頂き、晴れて4月から新しい環境で
中学生活をスタートする事となった 

終わってみれば
結果オーライで幸せな結末だったが
この中学受験は息子にとって
すごくストレスフルだったに違いない。
思い返せば、塾選びの時には
地元で有名な個人塾で
「お子さんはウチのカラーに合わない」
とか言われ入塾を断られた事もあった。
今、思えば塾なのにカラーって何だ… 
はたまた、
模試などで結果が出なかった時、
ストレスで自分で髪を抜き、
かなり大きく脱毛症になってしまい、
家の中でも一日中、帽子を被ってたっけな…
美容師さんに相談したら
『任せてよ〜〜
』とか言われて
EXILEのATSUSHI風な
ファンキーなカットにされて
つい息子だけに
『お〜、Rising “son”だな
』
とかオヤジギャグをかましたら
本気で怒ってたよな
そんな苦い思い出も、
今回で全て吹き飛んだだろう。
これは他でもない君が実力で出した
成果なのだ。
やはり、成果を出した者が
一番説得力があり、
強い意見を言う事ができる
と父は考えている。
だから成功者として是非この結果を噛み締め
まくってくれたまえ。
そう、それは味がなくなるほど…
この成功体験を
得られただけで中学受験をしてよかったと
つくづく実感する。
さて息子の受験が終了し、
親としての役割の一つは終了した。
このタイミングで改めて
父の教育方針を息子に
伝えさせてもらった。
以前から父が望むものはただ一つ
将来、
会社に依存しない
社会人になって欲しい。
この一点だけである。
だから自立できる、経営者のような
知識やスキル、経験を
早くから
積んで欲しいと考えている。
極端な話、それができるなら
どんな学校にいたって良いと思っている。
どこに入るかはもちろん大切だが
父にとっては
入って何ができるか?が
もっと重要で、それを判断することこそが
父親の大切な仕事ではないかと思う 
以前にも書いたが、今回の受験校は全て
そういう経験が学校でできる環境が
整っている所をセレクトした。
その中の一つには"語学留学"があるが
英検や成績優秀者の限られた者だけでなく
手を上げれば全員、姉妹校へ長期留学を
受け入れてくれる学校を選んだ。
英語はもはやPCが使えない会社員がいない
のと同様、息子達が大きくなった頃は
ビジネスレベルの英語をしゃべれなければ
その時点で淘汰される時代になるだろう。
そういう意味で今回の学校は、
かなり魅力的な環境と思える
つい長々と語ってしまったが、合格の余韻を
引きずりながら例によって盛大な祝勝会へ
という流れになる。
そういや、父の正夢によれば
受験前後連チャンで"焼肉"だったが、
さすがに飽きたのか、
しゃぶしゃぶのリクエスト。
あまり変わらんと思うが…
やっぱり肉好きね 

しかし、ナイス息子
しゃぶしゃぶは"痛風予備軍"の筆頭格である
父にとってはまたとない優しいアイテム。
だがあまりに嬉しいから今日ぐらいは
シメのうどんまで食べてやろうか。
とか、
既に3杯目の生ビールに手をかけそうに
なりながらも、受験の朝練・夜練が
ガッツリなくなり、なぜか息子より先に
燃え尽き症候群になり始めている
父であった。
そういや、このブログも中学受験のテーマで
書いてきたが、、、
さて、これからどうするか……

