雲の上のキスケさん | サプリのゆかいな日々

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私サプリの生活、考えてることなど、綴ってゆきます。

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大好きな漫画。

久しぶり、本当何年かぶりに手に取って読んでみたんだけど、本当私の中では他に取って代わるものがないくらい名作。

男女のお付き合いの理想形が私の中ではこれなんだけど、
漫画だから設定的にはもちろんフィクションなのだけど、

なんだろうな、、精神的にこうありたいな、っていうカップルの姿。


細胞レベルで好き、
昔好きだった人のこと、ものすごく好きで、近くにいるだけでもう、触りたくて仕方ないくらい好きで、そういうのを、
「細胞レベルで好き」って表してたんだけど、「好き」の最上級として。

あー今思えば、重くてもなんでも良かったから、本人にそれ伝えればよかった(笑)


ちょっと主人公2人の仲がディープすぎてついて行けなくなる面もあるんだけど(笑)

この漫画の中でキスケさんが眉子に対して「細胞単位で好き」と、言ってて、、ああ、こっからなんだ、それを忘れてすっかり、自分から出てきたものだと思ってた(笑)

自分の中の好きなものは、いつの間にか影響を受けて自分の中に染み渡って根付いているものなんだ。

初めて読んだのはいつだったろう?

その、私が言うところの細胞レベルで好きな彼とは、ここでいう理想のカップル、眉子とキスケさんのようにはなれないということを多分当時から私は知ってた。

そうなることが絶望的だということを、認めたくなくてずっといたんだろうと思うんだけど。


今はなんか、その事実をちゃんと認められてる。
今好きな人がいるからかな?
いや、そうじゃないと思う。


時間が解決してくれることなんてない、それこそ墓に入るまで好きでい続けるであろうと思ってたんだけど。
もしかしたらそうなのかもしれないけど、
それでもいいやって思える、心底諦めついた感じ。


大人になったなぁ。
10年超えて、やっとそう思えた。

たくさんときめかないと勿体無いという人もいるけどな。
仕方ないじゃん、もうこうして年重ねて、32歳にもなったら、それすら無駄じゃなかったって無理矢理思って生きてくしかないのだよ(笑)


好かれて、可愛がってもらって、それが一番幸せなのは、末っ子だし子供の時から散々可愛がってもらって育ってきたんだから当たり前で。
どんなに苦しい思いしても、駆け込める温室があるから、、むしろ、温室が暑すぎて、涼しいのが気持ちよかったのかもしれないし。

結局いろんな意味で甘ったれなのかも。


子供みたいにずーっと欲しがって、
だだこねてたんだと思うんだけど、いい歳こいて。

どうにもままならない気持ちや出来事があるってことを、ちゃんと自分の中で理解して、昇華できたってことは、自分の中では大きい。
欲しいものが手に入らない、苦しさや、しんどさ。
自分が価値のない人間だと思われることの惨めさ。


惨めな思いしたことない人には、絶対わかんないであろう、、別に知らなくてもいい苦しみを、ずーっと抱えて離さなかった自分は、、
そんなお荷物抱えてて大丈夫でいられたのは、自分が存分に周りに愛されてるからだってことも。




好きな人ね、その人だって、キスケさんみたいな人ではないし、(現実にいないというのは置いといて)それをまだ確かめてもいないし。


登場人物のマニーという女性が、男のように働いて、だからこそ、恋愛ではベッタベタに甘えないと保てない、って言っていたのにもすごい共感してて。

私は多分、派遣社員だろうが、社員だろうが生きてる限りは、規模は違えど、働いてるときは髪振り乱して、自分が女であることなんか忘れてしまって、
平日、会うの無理!ってなるだろう働き方をするであろうし、
(もちろん、マニーほどできるわけじゃないけど)

自分自身を磨いて磨いて、唄っていきたいからこそ。

だから、もう今は癒される恋愛じゃないとやってけないし欲しくない。




自分のいいところも良くないところも、自分が本当に望んでる自分のこうありたいっていう姿とかも、年齢重ねてちゃんと分かるようになって、

やっぱり、自分が自分らしくいられるような相手としか、付き合えないんだなーって、理解して認められたからこそ、
ああいう人を好きになったんだろうなーと思う。

味のある人がいいし、、格好つけない人がいい。
仕事してる時とか、格好つけなきゃいけないところでちゃんと格好つけてくれることも大事だけど。
なんか常日頃格好つけてる人は格好つけられる環境作ってあげなきゃいけないからそれがもはや面倒だし。


心根の部分が尊敬できないと無理だし、
思いやりとか、素直さとかないと無理だと。

要するに、あったかくないと無理。
冷たいのは無理だ。


一皮むけた感じでいっぱいなのと、
どうしたって、幸せなことには変わりないのだよ。

何気ない日々に、ちゃんと感謝して過ごせる人と一緒にいたいと思うんですよ。
幸せじゃん、住むとこあって働けて、好きな趣味して。

さて、、掃除。。