この前、牛嶋神社の大祭で、
シロを連れて見学しました。
本当は神輿担ぐ予定でしたが、風邪で前日まで寝てたので、今回は、泣く泣く諦めました。
シロは、市内を出たのは、父の病院に連れてった以来で、
今回は、電車。
ハードキャリーに、無理やり詰め込んで、バスに乗り、電車に乗りスカイツリー駅へ。
みんなにあった時、シロもすごく嬉しそうで、
おかんがあの時はありがとうね、ってみんなに声かけていて、
仲間も、おかんとシロと私に優しい言葉をかけてくれたっけね。
私の友人誘ってたのに、私がいけなくなったので、事前に頼んだよ、ってメールやら電話やらして、
2人とも、随分満喫したみたいです。
神輿のお宮入りは、見れなかったけれど、町内を回る所を一緒について歩きました。
若干朦朧気味だったので、
あまりちゃんと受け答えできてなかったんだけど(笑)
んで、神輿終わるの見届けて、
みんなと別れたんだけど、
せっかくだから、ドッグカフェ的なとこに行ってみようかって、携帯で調べて、
朦朧としてたので道がさっぱり分からず(笑)
お店に電話したらカタコトの日本語で、うーむ、わからんってなってて、
オカンも若干苛立ってきていて、
そしたら知らない番号から着信で、そのお店のマスターからだった。
道案内してくれて。
結局タクシーで向かって、そのあと、マスターが途中まで迎えにきてくれました。
やさしい。
ドッグカフェと言うより、ワンコオッケーのスナックっぽい小さいお店でしたが、
シロのご飯も出してくれ、シロをとっても可愛がってくれ、ソファでゆっくりくつろげた。
ママは中国の方なのかな?
すごく親切で、帰りも地図広げて道をしっかりと教えてもらったので、
迷わず帰れました。
わたしは、あの辺りがすごく好きで、
もちろん友人の地元でゆかりはあるんだけどね、
祭りに参加するのも、地元の方々が、本当に歓迎してくれて、
本当に分け隔てなく、接してくださる。
なんか、こう、よそ者なのに、全く違和感なく接してくれるので、気も使わずいられるんだよな。
勤め先の近くの病院にもお世話になってますが、本当、居心地のいい場所。
東京の下町って、本当にあったかいなって思う。
ドッグカフェは向島だったんだけど、
あの辺りは、五年に一回の大祭では、神輿に六十人くらいの芸子さんがつくらしく、本当に華やからしい。
前の日だったんだって。
オカンが見たがってた。
また、五年後来ようねって。
次の日はもちろんわたしは神輿担ぐでしょ(笑)
家の事は一通り終わりまして、
仏壇がきて、四十九日の法要、お墓も決まって、オカンも一安心したみたい。
不思議な事に、
何人かの友達に、母が五歳くらい若返った、綺麗になったって言われた。
父の闘病中は会ってないので、疲れてた時見たわけじゃないんで、不思議な感じがしましたね。
オカンは複雑だったようですが、
よーちゃんのお母さんが、予知夢的な夢を見る方で、
夢の中でオカンを電車の中で見て、とても輝いて居たと。
ちょうど父が無くなる前ぐらいだったらしいのですが。
よーちゃんのお母さんも、それで父がなくなったことよーちゃんから聞いて、驚いたらしいんですがね。
ちょっと複雑ではあるけど(笑)
なんとなく納得したのはね、
もともと母は、本当人に好かれる人です。
だけど今回、父が亡くなって、
わたしも、分かっていたけど、
本当に人の暖かさを感じた。
本当に周りの人に心から愛してもらってると、実感したんだ。
悲しいのは、今でももちろんあるんだけど、
今日まで、本当に多くの人が私たち家族、とくにオカンを心配してくれて、
それを行動に移してくれた。
数週間は、毎日のように近所の人が来てくれて、
くだものや、お菓子や、お花、お線香なんかを持ってきてくれて、
父にお線香をあげてくれました。
なんというか、本当、
枝豆茹でたよ、とか、梨貰ったから、とか、
理由を付けては心配して様子見にきてくださってるのが分かって、
本当にありがたく思いましたし、
こんなにも、人によくしていただく事はないと、思いましたよ。
すごく不幸な事が起きたんだけどね、だからこそなのか、自分たちはすごく幸福なんだと、実感できたりもしてね。
それは、父のあの死に顔、あの安らかな顔、あれありきなんですけどね。
本当に、いい顔してたから、なんかいろいろ悔やまずに済んだんです。
で、私の母のその若返りってのは、そういう、人の愛情沢山浴びたからの、若返りではないかと思うんですね(笑)
わたしは若干老け込んだ感ありますがね(笑)
なんというか、こないだ占いで、来年結婚って言われたんだけど(笑)
ぜんぜんそんな人表れないですよ、って言ってたら、
自分からいかなきゃダメって言われたけど、
こんな時に、合コンなんかしてられるかよ、って思ったりもしましたよ。
とにかく、平日は、早く家に帰る、殆どそれだけしかしてない訳で。
そんな中、出逢うわけないなんて、私が一番分かってるしね、
なんというか、周りと自分をくらべてみたりして。
それでもやらなきゃいけないこと、守らなきゃいけない物、そういうのをずっと抱えている生活だったのでね。
と言うより、抱えきれてない、結局守られてるしかない、自分に、モヤモヤしたりね、
周りの恋愛の幸せ話聞くと、内心やさぐれたりもしてましたよ。
そういう自分をだめなやつだとまた嫌って、
いたたまれなくなって国際電話して、愛子に、
『そんなに自分を責めなくていい』って、慰めてもらったりして。
そんなんで、なんとか元気にやってるんですが。
そんな中、若返ってる、我が母は、強し、と、思うわけですよ。
人に恵まれるってのは、本当に何よりも宝だと思う。
おかんみたいになりたいなって、
本当に思います。
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