私は、浜松のお店のオープンからお客さまに何かあったときのための「保険」入っている。もし、万が一何かあったときのためにだ。
先日、リンパのマッサージをやっている方が、お客さまからクレームが入ったという相談を受けた。
内出血し、腕が動かないという話しだった。もしかしたら、もともと痛めていたのかもしれないが、自分の施術ではありえないと言っていたが、きちんとした対処をしないと後々たいへんである。

クレームの場合の多くは、最初の説明不足にもある。初回はカウンセリングは必須だ。特に「強めリンパ」を売りにしているところはかなり気を使わなくてはいけないと思う。
それでも、例えばお客さまが転ぶことだってある。頭を打ったらどうなるのだろうか。


皆、自分の技術に自信があるのはそれはそれでいい。でも、その自信は違う所に使って欲しい。セラピストさんの中には「私は、絶対にトラブルは出ないから」という人もいるが、相手は人間だ。絶対にトラブルが出ないなんて何故言えるのだろうか。
私が保険に入っているというと「私は必要ない」というセラピストもいる。頭がおかしいのか?!とも思ってしまう。年間1万円ちょっとだ。自営の、自宅サロンの方には異常なくらいケチな人が結構いるが、必要なお金をケチる人間は必要なお金が入って来ない、と私はいつも思っている。

もし、単純に「保険」を思いつかなかったというサロンさん、今からでも遅くないので入ってください。お客さまはとても大切な存在です。裸に近い状態になるのだから、万全の状態で向かえてあげるのは当然のこと。サロンの大小は関係なく、自宅サロンの方は自宅サロンだからこそ、しっかりとしたプロ意識を持てばお客さまが安心できるのではないのだろうか。