年々日々過ごすと共により
洗練された魂が大事なのだと痛感させらる故則ち
山谷の岩石が如く怒り角に露わと厳かに
何人も断ち切る壮厳な出立なる畏敬を鬼しとする
対をなし、海辺にたゆむ磨き尽くされた真珠石は
その輝き煌いてたわわと良く滑り何人も抱擁する
正しく其れを現世での川の流れと称し我を見出す
そして思うのだ、俺はあのような石の如く
丸くならないかんのだと強く念じるのも束の間に
痛感するのだ、この一世でその境地に行くのかと
途方もない旅に思える魂の洗練化に一生程度では
まっこと追いつかぬぞと半ば諦めつつもありけり