「僕たちの恋は決して終りはしない
なぜなら
終らせないと僕が決めたから」
銀色夏生「君のそばで会おう」
あの人との恋は
まだ続いてるような気がする。
そんなの私だけか…
「あなたからの全部 今も愛しくて
ひとりで抱いたのよ 置いていかないで」
12月は師走。
早く過ぎるというけれど
心は重くて、なかなか進まない。
12月までは、振り返ることを許そう。
来年からはもう忘れよう。
もやもやと考えて眠れない。
あの人との出来事や感情が
全部ただの思い出になって
思い出さなくなったら
記憶はどこへ行くんだろう。
できるだけ残しておきたい。
ふたりでよく通った道。
遠くへ行くほど自由になれた気がして
帰り道は少しずつ悲しくなった。
夕焼けとカーブと海が見える道。
あのカーブを曲がるまでは
まだ夢の中にいられた。
今日は一日寝たり起きたりでした。
明日は、歩きに行くぞ。