ゆとり組 黒瀬静華という存在 その④ | へーやのDD的ヲタ活のすすめ

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その日、2016年11月11日、しーちゃんのブログでゆとり組卒業、そして芸能界引退が発表されたのです。

この頃には、しーちゃんが生活の一部だったし、
現場もそれらしくなってきて、顔見知りのゆとらーの仲間も増えてきて、これからという感じだったので、正直ショックでした。

応援してるアイドルが卒業するのは初めてではなかったけど、こんなにどっぷりハマったアイドルが卒業する事がなかったので、最初は悲しみより混乱の方が大きく、理解するのに時間がかかりました。

でも、落ち着いてくるにつれ、理由が家庭の事情という事で、やはり彼女はママさんという事もあり、これまでも主婦して子育てしてアイドルして、と大変だったから、やはりそれらが理由だとしたら、快く送り出してあげるしかないなと思いました。

そして唯一の救いは、卒業ライブまで2ヶ月あった事です。それまでに心の整理もつくと思ったし、しーちゃんとの最後の思い出も作れると思ったからです。


そこで、ゆとらーの現場によく来られる方を中心に卒業ライブに向けて、ヲタク企画をしようという話しになり、スタフラや花束、メセカなどを準備し始めました。

その時、ゆとらーの中心的存在だった、ひでひでさんというヲタさんが、しーちゃんの卒業なんだから、やはりへーやさんが中心になって企画しなよ、と言ってくれて、みんなから、しーらーとして認められたんだなと、すごく嬉しく有難かった思い出があります。

たしかその2日後にライブがあって、ステージのしーちゃんをずっと見ていました。まだ、もうすぐお別れがくると思うと、すごく切ない気持ちになりました。

物販は始まったけど、メセカを内緒で集めないといけなかったので、ほとんど会場には行けず、物販終了直前にようやく行く事が出来ました。
久しぶりに、あの物販の接触のドキドキ感が帰ってきました。
笑顔で会わなきゃ、心配させないように、と心に言い聞かせて、しーちゃんに会いました。

正直、何を話したか覚えていませんが、大人として、きちんと冷静に話せたつもりでした。
でも後でTwitterだったかなにかで、へーやさんの顔を見ただけで泣きそうになった、へーやさんも何とも言えない表情していた、と言われて、バレてたかという事、そして、あー大切な人を失うんだなと実感しました。

そして、まさかこの物販でのやり取りが実際に会う最後になるとは思いもよらなかったのです。


卒業ライブに向けて、ヲタク企画について運営さんと話しをつけてくれていた、ひでひでさんから、運営さんからちょっと一旦、保留にしてください、詳細は追ってツイートします、と言ってきたと伝えられました。

それと時を同じくして、11月末頃から、毎日していたしーちゃんのTwitterアカウントが動かなくなり、ブログもアップされなくなったのです。

そして12月半ばに、ゆとり組の公式アカウントから、しーちゃんと連絡が取れなくなった事、これを受けて卒業ライブも中止とする旨の発表があったのでした。

地下アイドルでは、Twitterで運営から卒業報告だけがあって、ある日突然、ヲタクの目の前から居なくなる事はよくある事です。だから、お別れをきちんと言う機会をもらえる事は有難かったし、それに向けて心を作っていた矢先に、地下アイドルの洗礼を受けたのでした。

その⑤に続く