今年は雨が多くて雑草の伸びが早い

自治体は道路脇の草刈りが追いついていないもよう

 

歩道を歩いていると

予想外の色が視界に飛び込んできた

 

それは

毎年 どこからともなく運ばれてくる

花壇の迷惑雑草だった

 

どんな花を咲かせるのだろうかと思っていた

なんて美しいのだろう

なのに

いつから迷惑雑草として扱われることになってしまったのか

 

自分の縄張りには

自分が意図したものしか許可しない

何かを所有するということは

時として残酷だな

 

それが何なのかも知らないで

頭ごなしにその存在すら拒絶していた