私が日本語教師をしていたとき

 

色々な感情表現を使った 短い文を書く授業をした

サッカーの試合で自分がゴールを決めた時の

その満ち足りた状況を説明したい生徒がいた

 

英語で言う ''Score A Goal'' を日本語に

他の生徒が知っていて

「ゴールを決める」とシェアをした

 

ところが

クラス全体が 反発の言葉で満ちあふれ

「決める」は 何か選択肢があって 

そこからどれかを選ぶ時に使う言葉だと

怒りのあまり 呼吸を忘れるほどの勢いになった

 

言語が違えば 表現も違う

これは あれだと 変換できない

 

頂点に達した彼らの怒り

あれこれ話して 落ち着いた

 

小さな頃から聞き慣れていたのなら

疑問に思うことなど なかっただろうに