納品先にジョンと言うパキスタンの人がいる。ジョンは日本には長く滞 在しているから日本語はペラペラで、彼は俺の事を何故か「兄ぃ」と呼ぶ。
そんな彼が納品の終わった俺に川崎駅までトラックに乗せてって欲しいというので、30分ほど彼の母国であるパキスタンについて色々と話しをしながらハンドルを握る。
話しを聞いているうちに俺がイメージしているパキスタンと現在のパキスタンとでは随分と違うようで、真剣に話すジョンに暫し耳を預けていた。
その中でひどく印象に残ったのが、俺の「アメリカは好き?」の質問に対しジョンが…
「アメリカは嫌い」
そりゃそうだろうなぁと思っていたら…
「アメリカは2回も僕の国にヒドいことしたから…」
2回…?
「僕は二十歳から日本に来て永住権も持ってる、僕の人生半分は日本、だから日本も僕の母国」
「アメリカは日本にも原爆落としたでしょ、だから嫌い…」
ジョンがそう話したところでちょうど川崎駅付近に着いた。
「兄ぃ、アリガト」
そう言ってジョンはニッポンの人々の流れの中に消えていった。
そんな彼が納品の終わった俺に川崎駅までトラックに乗せてって欲しいというので、30分ほど彼の母国であるパキスタンについて色々と話しをしながらハンドルを握る。
話しを聞いているうちに俺がイメージしているパキスタンと現在のパキスタンとでは随分と違うようで、真剣に話すジョンに暫し耳を預けていた。
その中でひどく印象に残ったのが、俺の「アメリカは好き?」の質問に対しジョンが…
「アメリカは嫌い」
そりゃそうだろうなぁと思っていたら…
「アメリカは2回も僕の国にヒドいことしたから…」
2回…?
「僕は二十歳から日本に来て永住権も持ってる、僕の人生半分は日本、だから日本も僕の母国」
「アメリカは日本にも原爆落としたでしょ、だから嫌い…」
ジョンがそう話したところでちょうど川崎駅付近に着いた。
「兄ぃ、アリガト」
そう言ってジョンはニッポンの人々の流れの中に消えていった。