お椀に
あられ(アンパンマンの雛あられ)


コップに
果汁100%の葡萄ジュース


を入れて
絨毯の上に置きおやつの時間。






上の娘は
座位保持椅子



下の娘は
絨毯に座って。




絶対こぼすので
コップに入れる液体は
毎回1〜2cm程度。





両足伸ばして座り

お椀抱え込んで
あられを食べる
下の娘の足元にある
ジュースの入ったコップを
そっと遠ざける。
ギリ足が触らん場所に。


本人が見てない隙に。








同じく絨毯で
ゴロゴロテレビ見てた夫が
おやつタイムの様子をチラッと見て


堂々と下の娘のコップを
かなり遠い場所に置いた。

 



正確には


置こうとした。










それを見た下の娘、


いかんッッッ!!!!!!!!


と言って
慌てて取り返そうと
夫がまだ手から離しきってない
コップに手をかけた。





うんそりゃそうなるよね。
だからさり気なーく
見てない隙に絶妙な距離に
置いたのに……








娘にコップを捕まれた夫、
譲るまいと手を離さない…


もちろん下の娘も
手を離すわけが無い。



ジュースの入ったコップを
2人が全力で奪い合い始めた。




夫  :
「こぼれんように
    こっちに置くだけって!!!!!!」


娘  :
いやッッッッ!!!!!!

 
夫  :
「こぼれるから!!!!!!!!」


娘  :
いかん!!!!!!!!


夫  :
「ここに置くだけ!!!!!!!!!」


娘  :
いやいやッッッッッッ!!!!!!!





お互い一歩も譲らず
コップの取り合いが続く…






見兼ねて
2人の手からコップを
捻り取り



私  :
「〇〇ちゃん、
    パパはジュースを
    取ろうとしたわけじゃないよ。
    ごくごくする?どうぞ。」



下の娘に渡したら

納得した様子で
ご機嫌に1口飲み
コップを置いた。



夫には

「通用するわけないやん…」

と耳打ち。








ご機嫌にあられを完食して
空になったお椀を私に
見せてくれた下の娘。



娘  :
みて?からっぽ!
   ぴかぴか〜♪


持ち上げたお椀から手が離れ
ジュースの入ったコップに落下。




真紫色のジュースが
絨毯にこぼれた笑






慌ててタオルを持ってきて
拭き取る様子を


スン…真顔真顔真顔


とした顔で
寝転びながら眺める夫。



シラーッとして
感じが悪かったので





私  :
「何?腹立ててんの?」


って声かけたら



夫  :
どーでもいい真顔


って。















あ???????




腹立ち過ぎて
ブチ切れそうになった。




あんな説得で
すんなり納得するような子なら
こっちだって楽勝じゃ…
それに対して真正面から
本気で対抗してどうする?
結果全然関係無いところで
ジュースこぼれたけど…笑
これは仕方ない!




暫し別室にてクールダウン。


………したかったのに下の娘が
「まま、あぽと?こっちおいれ?」
        (まま、あそぼ?こっちおいで?)
とリビングへ連れて行こうとするし
拒否したらめちゃくちゃ泣き叫ぶので
結局同じ部屋で腹立つ面眺める羽目に。









めちゃくちゃ腹立ったけど

今日は飲み会で
送ってくよう
だいぶ前から頼まれてた。



身支度しながら



夫  :
「送ってってくれるの?」



と聞いてきた。


こういう状況(冷戦状態)で
向こうから話しかけてくる場合
絶対



デレデレニヤニヤ



↑↑↑
こういう顔してる。





イラッとするので
敢えて顔は見ず
台所で用事しながら



私  :
ん。





とだけ。



そしたらまた


夫  :
「え?送ってってくれるの?ニヤニヤデレデレ


私  :
ん。


夫 :
「ねぇ、送ってってくれるの?デレデレニヤニヤデレデレニヤニヤ


私  :
「そちらはどーでもいいそうですが
    前から頼まれてたので送っていきます。」


夫  :
「別に送ってってもらうことに関しては
    どうでもいいとか言ってないしニヒヒニヒヒ






は?

と思わず夫の顔見たら
やっぱり

デレデレニヤニヤニヒヒ














くそダルッッッゲローゲローゲローゲローゲローゲロー