アンパンマンショーの
会場へ向かう車内で



カバンに入ってた
前日のイルミネーションの
パンフレット眺めながら


私  :「皆で写真も撮りたかったのにな……」
 

ってボソッと言ったら


夫  :「めちゃくちゃキレイやったね〜♪」


と呑気な夫。
こっちは悲しい気持ちの方が大きいのによくそんな呑気なこと言えんなぁ…





私  :「ねぇ……皆で出掛けた時は
           本当に勝手におらんなるのやめてよ?
           もう本当に可哀想やったから。
           せっかく皆で行ったなら
           皆で共有しようや……」



って話しかけたら



夫  :「だからぁ……
           俺は引き離したつもり無いんよ〜笑
           〇〇ちゃん(上の娘)に
           滝見せてあげたかっただけ!」



ってヘラヘラしだした。



え……だから〇〇ちゃん(下の娘)は
どうなるん?
そんなんなら〇〇ちゃん(上の娘)と
2人で行ったらいいやん。
せっかく皆で行ったなら
皆で過ごしてお互いに
いい刺激になるようにしたいって
ずっと言ってるやん。


















やっぱこいつ
なんも
分かってねぇ…





絶対またおんなじ事
繰り返すやつやん。












昨日のこと色々と思い出したら
段々腹が立ってきた……


そもそもこっちは
何も納得してないまま
無理矢理機嫌とられて
この状況に強引に持ってこられてる。




けど夫は
私の態度と言い方に
腹が立ってるだけで
こっちの思いは全然関係無しなので


何を言っても伝わらんし
言ったら言ったで
的外れな言葉が返ってくるばかりで
余計腹立つし………








私  :「いかん……思い出したら
           イライラしてきたわ……」



って呟いて
黙ってた。





そんな私を見て




夫  :「はぁ………
       もう今日もずっと
       そんな感じ?
























はい
不貞腐れたー



はい
ダルいー











会場着いたら
ちょうどお姉さんが
ショーの始まりの挨拶してた。




すごいお客さんの数で
舞台の正面は空いてなかったので

だいぶ横側から観ることにした。






ちょうど少し空間があったから
下の娘肩車しながら
夫たちの場所も確保して振り返り


私  :「ここ空いてるよ!」


と声かけた。







上の娘抱っこした夫、











無視

しやがった。
私の姿はがっつり夫の視界圏内の上チラッと目も合った









私  :「そこあんま観えんやろ。
        こっち来たら?





敢えて大きな声で
話しかけたら




夫  :「いい。







あぁそーですかー
可愛くなー
〇〇ちゃん観えにくくて
かわいそー…










飽きてきた下の娘は
私の頭の上で
「ぱぱー!ぱぱー!」
と探しまくりの大暴れ。




この時点で

昨日も今日の行きの車内でも
離れんといてって言ったやろ…

ってちょっと、
いやかなりイライラ。










なんとかショーが終わり

アンパンマンとのハイタッチ会の
説明が始まった。






どうせすごい人数やから
めちゃくちゃ待たされるんやろな…

と諦めかけてたら



なんと
私たちのいた場所の近くが
列の始まりらしく
案内プラカード持った
スタッフがすぐ近くにいた。



なんなら下の娘と私より
夫たちの方が近い。




こんなチャンス滅多に無い。




皆がゾロゾロ列を作る中に
急いで潜り込んだ。



夫を探したら…………








上の娘ベビーカーに乗せて

並ぶこと無く
列から外れて休憩してた…













は???????


うそやん。






けどまぁ
ちょっと休んだら
来るんやろ。










……………………。
















来る気配無し。
なんなら目、合ったよね?
『こっち来たら?』ってアイコンタクトもしたけど。











ハイタッチする場所まで
どんどん列が進んでく…





前に並んでる人たちのところには

後からパパや
上の兄弟もしくは
小さい赤ちゃんやママとかが
合流してってる。


うんうんそりゃそうよね。
パッと動ける方が先に列に並んどいて
後から他の家族は合流すればいいよね。

















うちの夫……………















待てど
暮らせど
来ん。
とっくに姿見えんなったし








これはほんとに私のミスやけど

スマホとかの貴重品を
ベビーカーのフックに
引っ掛けたまま並んでしまった…

だって
あれだけ話しといて
まさか離れられるなんて
思ってなかったし。






とうとう
私たちの番になってしまい

急遽ばいきんまんも来てくれて
本当なら嬉し過ぎる時間なのに
私のハラワタは煮えくり返り
怒りで震えるのを抑えるのに必死。


下の娘は
初めての本物の
アンパンマンとばいきんまんに
すごく喜んでるのに
写真に収めてやることもできず。





ものすごい長蛇の列なので
ハイタッチも流れ作業で

スタッフの人たちにどんどん
促されゆっくりする時間は無かった。


尚更
4人で来たかった……











ハイタッチも終わり
めちゃくちゃ苛立ちながら
夫を探しに行くと





なんと














長い長い列の最後尾に
チョコンと並んでやがった。





















また
やって
くれたなぁ💢💢

繰り返すとは思ってたけど
まさかこんなハイペースとは
不意をつかれたわク〇が。

この暴れん坊の下の娘連れて
あとどんだけの時間
待たせるつもりなん。

















足早に
夫の近くへと行き





私  :

昨日の話も
さっきの
車での話も
何も理解
してないやん。
もういい
2人とも
私が連れる。
どうぞ
1人で帰って。



周りの人に
聞かれたかもしれんけど
もうそんなことどうでもいい。





夫  :「何があったか知らんやろ。
           話くらい聞いt……」

私  :
聞かんわ💢






汗だくになりながら
下の娘抱っこ紐に抱え
上の娘のベビーカー押して
ずんずん歩いてたら

一定の距離保って
後ろから付いてくる夫……






私  :
ついてこん
  でいい💢
  1人で帰っ
  ってば💢💢





夫  :「車で帰ったら?
           俺汽車で帰r………」
私  :
なんで
 そんなん
 言われな
 いかんの💢💢
 責任持って
 どうぞ車で
 帰って下さい。












結局
汽車に乗り遅れ
1時間以上ホームで待って
14時頃帰宅。







夫はというと
恒例のプチ家出。
















結局

寝かし付けの時間に
帰ってきましたとさ。