妊娠して暇なので始めました。
物言わぬ腹に向かいてふたりごと
「とても良く動いてますよ」どれがどれが?ぴくぴくと動いていたよ 「どこがどこが?」(だんな)初めてのエコー検査。「赤ちゃんの袋が確認できましたよ」え?これで断定できるんだ。すごいなあ。「とてもよく動いています」え?どの部分が?と目をこらしてようやくわかりました。だんなさんに写真を送って、ぴくぴくと動いていたよと報告しても「どこがどこが?」と同じ反応。作ると思っていたけど、授かるものなんだと改めて感謝。
待ちわびた11回目の二本線待ちわびた、ああ待ちわびた 待ちわびた30歳を過ぎているとはいえ、それなりに健康に気を遣って生きてきたつもり。だんなさんもそう。だから、子どもをつくると決めて、2・3か月でできると思っていた。それから1年弱、空振りつづき。何も変わらず、少し濡れただけの判定窓。うれしい、よりも、信じたいの方が勝ったような気持ち。会社の上司に連絡。「明日病院に行ってから出勤いたします」
しわくちゃの手のつめキラリ 果物屋週に数回通う果物屋さんがあります。女性ふたりで営んでいます。姉妹なのか友人なのか、わからないほどに、お顔はしわしわ。お年を召されています。先日行った際、よく観察してみると、その手の爪にネイルアートが施されていた。淡いピンクにゴールドのストーンを1粒ずつ。色は淡くとも、その衝撃たるや、いかばかりか。頭から離れない。わが身を見直したしだいです。
かぼちゃ煮て 帰り待つ腹の子と二人結婚してからというもの、お互い仕事ひとすじ。仕事やプライベートをセーブし、料理をしながらだんなさんの帰りを待つなんて何年ぶりだろう。それも今では一人じゃないんだと、少し突き出たお腹をさすりながら思う。「かぼちゃが季語なら俳句になるかな。」作っていたのは本当は別の料理だけど、かぼちゃのほくほく感がなんだかぴったりはまったのです。
本人もそれと気付かぬつわりかな子どもをつくると決めて1年ほど。何度となく肩透かしをくらい、月のものが2週間すぎてもかたくなに検査をしなかった。そこに突然の吐き気、むかつき、倦怠感。一晩寝てもよくならず、会社には突然遅刻や早退をしはじめる。上司も心配しだしたためようやく検査したところ、陽性。翌日即病院へ。
見上げれば父に手が届きそうな冬冬をテーマに俳句をつくる。なにか詠むとき、なぜか脳裏をよぎるのが父。自分にとって、空の上の人は題材にしやすいのだろう。実際の父よりも、自分で創作した父を愛している。
こんにちは。妊娠してやることがないなと思い、始めました。時系列はバラバラ、表現は未熟ですし、中には不快に思う方もいらっしゃるかもしれませんが、大目に見ていただけると幸いです。よろしくお願いいたします。