Vol.768

 

 

     花々が一斉に咲き出し

            里山は花がいっぱい

     カメラに収めようにも

     選ぶのに一苦労

 

 

 

 

・フデリンドウ/筆竜胆 リンドウ科

 開花がもう少し後かなと思っていた

 ところ早々と咲き出した。

 草茎の上部に漏斗状の花を数個つけ、

 淡青紫色の花弁に点状の斑紋がある。

 花は日が当たると開き、曇りや雨、

 夜間には閉じる。

 

 

 

・ヤマエンゴサク/山延胡索 ケシ科

 周りに緑が少ない中、可憐な花を

 つけている。 

 花は淡い紫色の筒状、先端が4枚に開き、

 花弁は唇形でユニークな形、後ろに

 伸びる距には蜜が入る。

 

 

 

・ヒトリシズカ/一人静 センリョウ科

 真っ白なブラシ状の花穂をつけ、株立ち状

 に群生していることが多い。

 小花には花弁やがくがなく、白色で突き

 出ているのが3本の雄しべ、その基部に

 緑色の雌しべが見える。

 

 

 

・コイワウチワ/小岩団扇 イワウメ科

 深山の林下に淡い紅色の花が一斉に咲き

 始めた、花茎の先に漏斗状の花を横向きに

 1個つけ、花弁の先が細かく浅く切れ込む。

 普通イワウチワと呼ばれる。

 

 

 

・コガネネコノメソウ/黄金猫の目草 

             ユキノシタ科

 数多いネコノメソウの中でこの形から見分け

 易い、沢沿いの湿地に生える。

 花は特徴のある四角形のがく片は黄色、

 その中に雄しべ8本が見える。

 花は花後緑色に変化してしまう。

 

 

 

・センボンヤリ/千本槍 キク科

 タンポポの花に似て日当たりの良い

 路傍や草地で見ることが多い。

 春は花が開く開放花をつけ、秋には花が

 開かず自家受粉する閉鎖花をつける。

 花弁の裏側が淡い紫色を帯びることから

    ムラサキタンポポとも呼ばれる。

 

 

 

 

 

 

 

・モミジイチゴ/紅葉苺 バラ科

 キイチゴ類の中でよく知られ、早春、他の

 キイチゴに先駆けて花をつける。

 葉が5裂してモミジの葉の形に似ている

 ことが名の由来、枝にはトゲがある。

 花は白い花弁が5枚、白い雄しべが雌しべ

 を抱え込んでいる。

 6月頃には果実が黄色に熟し食べられる。

 

 

 

・シデコブシ/四手拳 モクレン科

 コブシの仲間、当地では公園や庭などに

 植えられる。

 花には花被片が多く、白色や紅色などを帯びる。

 和名は花の形が神前に供えるしめ縄につける

 四手に似ることによるという。

 

 

 

 

  〈冬芽(混芽)〉

 

・ニワトコ/接骨木 スイカズラ科

 vol.764の冬芽、白っぽい小さな花が咲きだした。

 葉の芽吹きと同時に開花し、小花が円錐状に

 集まり、香りが強い。

 果実はガマズミ似で房状につけ、6月頃には

 真っ赤に色づく。

 

 

 

  〈雌株(雌花)+果実〉

 

 

  〈雄株(雄花)〉

 

・アオキ/青木 ガリア科

 光沢のある緑色の葉と鮮やかな紅色の

 果実をつけることで知られる。

 雌雄異株で雌株と雄株が別々の個体、

 雌株が花をつける頃、前年つけた

 果実が赤く熟する。

 

 

 

       〈雌株(雌花)〉

 

 

  〈雄株(雄花)〉

 

・オオバクロモジ/大葉黒文字 クスノキ科

 枝を折るとさわやかな香りがあり、

 つま楊枝や化粧品に利用される。

 雌雄異株で雌株と雄株は別々。

 和名は樹皮につく黒い斑点を文字に例えた

 もの、「オオバ」は葉が大きいことに

 よるものでクロモジの変種とされる。

 

  

 

 

 

 

              新 緑(コナラ)