Vol.764

 

 

 

     この時期にありがちな寒さと

     暖かさが行ったり来たり

     三寒四温かな

     体の方が 追いつかない

     花いっぱいの春が待ち遠しい

  

 

 

 

 

・ソシンロウバイ/素心蝋梅 ロウバイ科

 葉の落ちた庭木に甘い香りがする黄色の

 花が咲き出した。

 花は外側、内側の花被片とも黄色、

    中心部奥の雄しべも黄色。

 原種のロウバイは内側の花被片が暗紫色。

 和名は花の色が蜜蝋に似ているなど

 諸説あり。

 

 

 

・アリアケスミレ/有明菫 スミレ科

 部屋に取り込んだ鉢植えが、早くも葉が出て

 白い花をつけている。

 花は白色~淡紫色で花弁に紫色の筋が入り清楚

 な感じ。

 草地、路傍や公園など明るい場所に生え、6月頃

 に花が咲き、8月頃には花が開かない閉鎖花を

 つける。

 

 

 

・ニワトコ(冬芽)/接骨木 レンブクソウ科

 芽吹きの速さでは群を抜き早くもこの大きさに、

     山地や里山に自生する落葉低木。

 冬芽とは落葉樹が葉を落とし、休眠状態で冬を

 過ごし、春には再び芽吹き活動する。

     冬芽には花になる花芽、葉になる葉芽があるが、

  本種は花芽と葉芽が両方が入った混芽。

 

 

 

・ノイバラ(果実・冬芽)/野茨  バラ科

 山地の林縁や沢沿いに生えるノバラの代表的な

 種で枝には鋭いトゲがある。

 秋に赤く熟した果実がやや色を落として枝に

 残り、枝には赤い冬芽がついている。

 初夏には真っ白な花を一面につけ、甘い香りが

 一面にただよう。

 

 

 

・クズ(葉痕)/葛 マメ科

 山地や丘陵地などに生えるつる性の植物、花は

 紅紫色で独特の香りがある、秋の七草のひとつ。

 写真は葉が落ちた葉柄の痕跡で葉痕と言い、

 動物の顔にも見える。

 

 

 

 

    (果実)

 

・ツノハシバミ(果実・冬芽)/角榛 カバノキ科

 果実に角のような突起がある、ヘーゼル

 ナッツ(セイヨウハシバミ)の仲間で果実は

 食べられる。

 雌雄同株で雄花となる冬芽は尾状に下がり、

 枝の先端につく冬芽は雌花、

 雄花が尾状に下がるのはカバノキ科

 の特徴。 

 

 

 

 

 

・ホソバオキナゴケ/シラガゴケ科

 白っぽい葉が老人の頭髪を思い起こす

 ことからの科名で乾くといっそう白っぽく

 なる。

 木の根元や歩道の法面などにこんもりと

 丸い塊状になりよく目立つコケのひとつ。

 

 

 

 

 

 

 

                                      早春の里山