ドイツのお隣,オーストリアのゲームパブリッシャ/デベロッパ,JoWood Productions。同社はGamescomのエンターテイメントホールには出展していないが,ビジネスエリアにブースをかまえ,商談やメディアへの対応を行っていた。そこで紹介されていたのが,Painkillerシリーズの最新作「」だ。  シリーズといっても,本編となる「」(2004年)と一連の拡張パック(「」はスタンドアロンでの起動が可能)があるだけであり,エンジンから作り直しになる完全新作は5年ぶりになる。開発を行っているのはオーストリアのデベロッパであるHomegrown Gamesだ。 JoWoodのHead of Productionを務めるJohann Ertl氏  主人公であるWild Billは南米の麻薬王を暗殺するために車に爆弾を仕掛けるが,ドラクエ10 RMT,その車の傍らにスクールバスが停まったのを見てあわてて駆け寄る。だが,間に合わず,子供達を巻き添えに車は爆発し,Bill自身も命を落とす。子供達の魂を救うため,天国と地獄の間に留め置かれた彼は,天使の命令によって地獄のクリーチャー達と激しい戦いを開始することになる……というストーリーは初代Painkillerと同工異曲。はっきりいって,物語はあまり重要ではない。  最新作Painkiller Resurrectionの最大の特徴は,グラフィックスだ。説明してくれたJoWoodのHead of Production,Johann Ertl氏によると,本作のエンジンにはさまざまな最新技術が投入されているという。例えばパララックスマッピングやサーフェスシェーディング,ラジオシティ,スペキュラーマッピングなどが,シーン内のオブジェクトだけでなく,手に持った武器や敵クリーチャーの表面にも施されているという。もちろん,物理エンジンも搭載し,リアルな破壊シーンを実現しているとのこと。  いや,Ertl氏が言っていることをそのまま書いているだけで,あまりよく分かっていないです,すいません。まあともかく,グラフィックスエンジンには力が入っているわけ。もっとも,画面設定を下げればロースペックのPCでも問題ないそうだ。  実際に動いているところを見せてもらったが,プレイ感覚は初代と同じく,撃ちまくり系のようだ。つまり,続々と出現するクリーチャーどもを,多種多様な武器と豊富な弾丸で殲滅していくという爽快感を優先したデザインになっている。  そういえば,初代Painkillerも2004年のゲームとしては五指に入るであろう高度なグラフィックスと,DOOMライクなプレイ感覚を持っていたが,それをまた2009年に再現しようということだろう。  もっとも,FF14 RMT,マップは初代のようなリニアな一本道ではなく,オープンエンドのかなり広いものになり,そこを自由に動き回って戦えるようになった。マップはいくつかのエリアに仕切られており,するべきことをするか必要なものを手に入れることでアンロックされる仕組みになっている。  また,かなりのオブジェクトが破壊可能であったり,敵AIが改善されていたりと,昔とまったく同じことをやろうとしているわけではない。Ertl氏は,「前作は敵の種類が少なくて不評だったが,今回は50種類以上のクリーチャーを用意した」と胸を張る。  マルチプレイには,シングルプレイと同じマップを使い,最大4人まで参加できるCo-opが新たに導入された。シリアス サムシリーズと同じく,Co-op向きのゲーム性を持っているような気がするので,内容にも期待できそうだ。それ以外には,デスマッチ,チームデスマッチ,そしてキャプチャー?ザ?フラッグと,おなじみのモードが用意されている。  Painkillerシリーズ最新作となるPainkiller Resurrectionは,2009年内の発売が予定されており,現在の仕上がりは90%程度とのことだった。正確な発売日はまだ発表されていないが,前作のファンは期待していいのではないだろうか。
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