はじめまして、さくらと申します
このブログでは、私が日頃考えていることを書いていこうと思います
なので、話題は私が興味をもったことを無秩序にとりあげていくことになるかと思いますが、内容そのものが「とりとめのない話」にならないように留意していくつもりですので、お暇でしたらお付き合い下さい
今日のテーマは「妄想代理人」の私的感想です
2004年に放送されたアニメ作品ですね
まぁまぁ古いこの作品ではありますが、「怖いアニメおしえて?」といったスレみると大概名前が上がっているので、気になって借りてみました
見終わった感想としては、思っていたほど怖くはないというか、ゾッとする類のアニメではなかったです
でも、危機感は非常に煽られました
そういう意味では「怖い」です
まさに「他人のふりみて我がふり直せ」というか、「こうならないよう気をつけないと…最近の自分は無責任な言動をしてなかっただろうか?」と自分を省みるいいきっかけにはなります
ストーリーに触れない程度ってなると、この程度しか言えることないですね…
まだ見てないけど、気になる、どうしようと迷っている方はWikiのあらすじなどを参考に
さて、ここから先ネタバレです(反転で御覧ください)
↓
↓
↓
↓
この事件の一番のキーパーソンといえば、もちろん全ての発端である月子だと思うのですが、ひとり異色な存在として、馬庭があげられるかと思います
彼だけは、この作品のメインキャラクターのなかで唯一、妄想のために妄想しているんですよね
他のキャラたちは、不都合な一部の現実から目を背けているとはいえ、最終的には現実を生きるために妄想を利用しています
しかし、彼は免職されてしまってからは無職が悩みだったかもしれませんが(まあ実際のところはまったく悩んでなさそうでしたが)、バット少年の妄想にとりこまれた時点(第7話)では、まだ悩みがないんです
ではなぜ妄想にとりこまれたか
恐らく、単純に面白かったからです
やや強引・非科学的とも言える推論は、もはや客観的に捜査をすすめる刑事のそれではないですね
どちらかというと、ミステリ小説の犯人当てや、ストーリーの伏線回収予想に躍起になっている人たちに近いです
あとは例えば、アニメの解釈を自分のこじつけでブログにまとめている人、とか
実際に、ちょうど観ている最中の私の思考は、彼の思考に一番似ていたように思います
さすがに老師がどうの、お告げがどうの、という言動には「いやいや・・・;」と思いましたが、彼が「恐らくバット少年の妄想は、月子が幼少期になにかの責任逃れのため生み出した」、「もろみもバット少年も、つきつめれば現実から目を背けるためのまやかし」ということに気づいたときには、「やっぱりそうだよね!?」と思ったものです
他にも、「病院のおじいさんのラクガキは、デタラメのようみ見えて実はなにかの暗号では・・・このおじいさんはなにか知っているんじゃないか?」と思いながら観た人もいたのではないでしょうか
つまり、「妄想」には「自分に都合のいいできごとをでっちあげる」ことだけではなくて、こういった「娯楽作品を楽しむ」ことも含まれる、ということを示唆するのが馬庭の存在理由かと
当たり前なことではありますが、「妄想」に主眼をおいたこの作品を観ているうちは、却って忘れそうになる事実だと思います
つまりこの作品のテーマは、「妄想」とは、あくまで現実を生きるための非現実であり、その使い方は人それぞれ(ある人は言い訳のために利用するし、ある人はつまらない現実を忘れるために利用する)けれども、その使い方を間違えれば命取りになる、ということではないでしょうか
例えば、妄想でその場をしのいだ月子さんですが、その後も現実に立ち向かうことを一切しなかったせいで、状況は悪化する一方
しかし対照的に猪狩刑事の奥さんは、夫の不誠実という思い込み(=妄想)を自分に許さず、現実に立ち向かい続けることを自分に強いたせいで、精神を病んでしまいます
また、「現実を生きるための妄想」をわきまえなかった馬庭も、恐らく病んでいます
多分、うまい使い方なんで誰にもできないんでしょうね
ただ、最後には全てのキャラが妄想を卒業し、最善の形じゃないにせよ、落ち着くところへ落ち着いているように見えます
まぁ恐ろしいことに、馬庭はまだ卒業できてないみたいですが……
これは、「現実を生きるのをやめるための妄想」が、誤用の中では一番恐ろしいということかもしれないですね
「再び同じ事件が起こる暗示かもしれない・・・!」とも思いましたが、この発想自体が馬庭じみてて怖くなったので捨てることにします
そういえば、EDだと馬庭だけ他のキャラと頭の向きとか違ううえに、輪(というか繋がり?)に入ってないんですよね
やっぱりイレギュラーな奴です
しかし、その馬庭が視聴者のスタンスに一番近い、というのはなんだか不気味です
とはいえ、流石にアニメと現実の混同はしないでしょうが、「見て見ぬふり」や「適当な言い訳」程度のごまかしは、誰でもやりかねないものです
その時は「本当にその使い方は自分のためになるのか?」と問いかけ、何より「それはあくまで誤魔化しにすぎない」ことをしっかり自覚するのが一番安全でしょう
一番危険なのは、自分がごまかしてることに気づかないことでしょうから
そうなったらそれはもう、妄想ですし
このブログでは、私が日頃考えていることを書いていこうと思います
なので、話題は私が興味をもったことを無秩序にとりあげていくことになるかと思いますが、内容そのものが「とりとめのない話」にならないように留意していくつもりですので、お暇でしたらお付き合い下さい
今日のテーマは「妄想代理人」の私的感想です
2004年に放送されたアニメ作品ですね
まぁまぁ古いこの作品ではありますが、「怖いアニメおしえて?」といったスレみると大概名前が上がっているので、気になって借りてみました
見終わった感想としては、思っていたほど怖くはないというか、ゾッとする類のアニメではなかったです
でも、危機感は非常に煽られました
そういう意味では「怖い」です
まさに「他人のふりみて我がふり直せ」というか、「こうならないよう気をつけないと…最近の自分は無責任な言動をしてなかっただろうか?」と自分を省みるいいきっかけにはなります
ストーリーに触れない程度ってなると、この程度しか言えることないですね…
まだ見てないけど、気になる、どうしようと迷っている方はWikiのあらすじなどを参考に
さて、ここから先ネタバレです(反転で御覧ください)
↓
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この事件の一番のキーパーソンといえば、もちろん全ての発端である月子だと思うのですが、ひとり異色な存在として、馬庭があげられるかと思います
彼だけは、この作品のメインキャラクターのなかで唯一、妄想のために妄想しているんですよね
他のキャラたちは、不都合な一部の現実から目を背けているとはいえ、最終的には現実を生きるために妄想を利用しています
しかし、彼は免職されてしまってからは無職が悩みだったかもしれませんが(まあ実際のところはまったく悩んでなさそうでしたが)、バット少年の妄想にとりこまれた時点(第7話)では、まだ悩みがないんです
ではなぜ妄想にとりこまれたか
恐らく、単純に面白かったからです
やや強引・非科学的とも言える推論は、もはや客観的に捜査をすすめる刑事のそれではないですね
どちらかというと、ミステリ小説の犯人当てや、ストーリーの伏線回収予想に躍起になっている人たちに近いです
あとは例えば、アニメの解釈を自分のこじつけでブログにまとめている人、とか
実際に、ちょうど観ている最中の私の思考は、彼の思考に一番似ていたように思います
さすがに老師がどうの、お告げがどうの、という言動には「いやいや・・・;」と思いましたが、彼が「恐らくバット少年の妄想は、月子が幼少期になにかの責任逃れのため生み出した」、「もろみもバット少年も、つきつめれば現実から目を背けるためのまやかし」ということに気づいたときには、「やっぱりそうだよね!?」と思ったものです
他にも、「病院のおじいさんのラクガキは、デタラメのようみ見えて実はなにかの暗号では・・・このおじいさんはなにか知っているんじゃないか?」と思いながら観た人もいたのではないでしょうか
つまり、「妄想」には「自分に都合のいいできごとをでっちあげる」ことだけではなくて、こういった「娯楽作品を楽しむ」ことも含まれる、ということを示唆するのが馬庭の存在理由かと
当たり前なことではありますが、「妄想」に主眼をおいたこの作品を観ているうちは、却って忘れそうになる事実だと思います
つまりこの作品のテーマは、「妄想」とは、あくまで現実を生きるための非現実であり、その使い方は人それぞれ(ある人は言い訳のために利用するし、ある人はつまらない現実を忘れるために利用する)けれども、その使い方を間違えれば命取りになる、ということではないでしょうか
例えば、妄想でその場をしのいだ月子さんですが、その後も現実に立ち向かうことを一切しなかったせいで、状況は悪化する一方
しかし対照的に猪狩刑事の奥さんは、夫の不誠実という思い込み(=妄想)を自分に許さず、現実に立ち向かい続けることを自分に強いたせいで、精神を病んでしまいます
また、「現実を生きるための妄想」をわきまえなかった馬庭も、恐らく病んでいます
多分、うまい使い方なんで誰にもできないんでしょうね
ただ、最後には全てのキャラが妄想を卒業し、最善の形じゃないにせよ、落ち着くところへ落ち着いているように見えます
まぁ恐ろしいことに、馬庭はまだ卒業できてないみたいですが……
これは、「現実を生きるのをやめるための妄想」が、誤用の中では一番恐ろしいということかもしれないですね
「再び同じ事件が起こる暗示かもしれない・・・!」とも思いましたが、この発想自体が馬庭じみてて怖くなったので捨てることにします
そういえば、EDだと馬庭だけ他のキャラと頭の向きとか違ううえに、輪(というか繋がり?)に入ってないんですよね
やっぱりイレギュラーな奴です
しかし、その馬庭が視聴者のスタンスに一番近い、というのはなんだか不気味です
とはいえ、流石にアニメと現実の混同はしないでしょうが、「見て見ぬふり」や「適当な言い訳」程度のごまかしは、誰でもやりかねないものです
その時は「本当にその使い方は自分のためになるのか?」と問いかけ、何より「それはあくまで誤魔化しにすぎない」ことをしっかり自覚するのが一番安全でしょう
一番危険なのは、自分がごまかしてることに気づかないことでしょうから
そうなったらそれはもう、妄想ですし