思わず口からでた言葉 | ありがとうの力:在宅介護のリアルな挑戦

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脳出血で倒れ寝たきりになった夫、四肢麻痺、気管切開、胃ろう、褥瘡(予防)の24時間在宅介護日記です

こんにちは。

 

いつも応援してくださる方、

初めましての方、

今日もお越しいただきありがとうございます!

 

このブログでは

脳出血での四肢麻痺、気管切開、胃ろうで

要介護5、身体障害1級、寝たきりの夫の

24時間介護生活のリアルを綴っていきたいと思います。

 

先日のリハビリは、

夫が病み上がりということもあってか

車椅子移乗はしませんでした。

 

その代わりに、PTさんが

側臥位のポジショニングの確認を

してくれる時間となりました。

 

こういう時、ヘルパーさんがいてくださると

本当にありがたいんです!

 

お手を借りて、まずは左側臥位から。

私もクッションを入れたりで

サポートさせていただきます。

 

PTさんがその状態で、

身体のバランスや緊張度合い、

背中や肩甲骨の柔軟性や動きを確認。

腕の運動もしてくださいます。

 

そういえば腕の動きって

側臥位だとより大きくなるんですね。

 

肩甲骨が解放されてるから当然かーと

納得しながら見ていました。

 

それから体勢を変えて右側臥位も。

肩や肩甲骨のチェック、腕の運動も同様に。

 

夫はその状態で落ち着いていて

もはや深い眠りに入っていきそう、、、、

というかすでに入っている、、、、

 

そんな夫を見てPTさんも、

「この体勢でも落ち着いてていいですね」

 

「そうなんですよ、気持ちよさそうに寝ることも多くて、

私も積極的に側臥位にしたくなります」

 

さらにふと、こんな言葉が口をついて出ました。

 

「ポジショニング、楽しいです!」

 

内心、いや、上手くできないことも多いのに

生意気言っちゃった、いやでも楽しいのはホントだし、と

なんだか一人で焦ってみたり(笑)

 

「いいですね、色々できますしね」

 

「はい、工夫のしがいがあるというか」

 

ポジショニングは、夫の運動の一つというか、

ベッドの上でもできるリハビリというか、

 

褥瘡予防、拘縮予防という枠を超えて

ポジショニングを捉えることができるようになって、

なんだかとても楽しいものになりました。

 

ヘルパーさんたちのポジショニングからも

毎回勉強させていただいています。

 

そうか、ここでクッション重ねて使ってるのか、

ここはけっこう角度つけてるのかーなど、

新しい学びの連続ですね。

 

もちろん無理せず、

ベッドの自動体交機能使うことも多いですが、

 

これからも試行錯誤しながら、その時その時の、

「夫にとっての」最善のポジショニングを追求していきたいです!