再度、ゴースト除去を少しツッコんで検証してみます。
(あ、今回もMac版です。Winのシトはてきと~に翻訳してください。)
前回(9/22の検証レポ-1)と同じ(-2EV,0EV,+2EV)の3枚の写真を使用します。
3枚まとめてアプリアイコンにドラッグすると表示される画面。HDRするので上のボタンをクリック。

ファイル名を確かめます。

まずは[Reduce ghosting artifacts]を[Automatic]でやってみます。

[Tone Mapping]はあらかじめ設定しておいたオリジナルのpresetを使用しています。(バージョンアップしたシトは自動で以前のが組み込まれている筈です。)

ゴースト出現地域を大きくしてみます。うじゃうじゃいますね~。

前のバージョンではだいたいこんなもんが限界でした。(裏技とか駆使してお化け退治してるシトもおられましたが。笑)
次に[Reduce ghosting artifacts]を[Semi-manual]にしてクリックしてみます。

こんな画面が出ます。

ゴーストうじゃうじゃ地域をカーソルでドラッグして点線で囲います。

点線の中で右クリックするとこんなんが出るので[Mark selection as ghosted area]をクリックします。

確定されます。んで、実線の中で右クリックすると

[Set another photo for selection]から3枚のうちどれかを選べるよ~になります。選択範囲内ではその単写のみを使うわけです。んだからゴーストが出ないのです。まずは-2EVで。



霊の場所をおっきくしてみます。もちろんゴーストは消えましたがけっこ~ノイズのりまくりです。

つぎに0EV。



かなりノイズは減りました。

最後に+2EV。



ノイズはほとんど無くなりました。

・選択範囲の露出に全体をうまく合わせてHDR→Tone Mappingしてるみたいです。
・今回は+2EVが最適でしたけどシーンによっては変わるかもしれません。ノイズが出ない超高級デジイチならどのショットを選んでもダイジョブかもしれません。
たぶん、アプリおまかせゴースト除去の決定版だと思います。