ローライダー裏話 | HARLEY-DAVIDSON奈良 BLOG

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グッド!こんにちは上代兄ですぶーぶー



2015年モデルからラインナップに加わったローライダー、販売も好調で現在シルバー/ブラックのツートンカラーは品薄になっています叫び



ハーレーのってわざわざ言わなくても『ローライダー』と言えば通じる程のネームバリューを持っている機種、ウィリーGダビッドソンの大ヒット作がなぜか何年もUS本国で生産中止でラインナップから外れていました

日本向けに生産してもらっていたFXDLも2013年を最後に一旦終了ショック!


そして、昨年のデイトナバイクウィークで再デビューを果たしてから、かれこれ1年たちました。当初の予想通り2in1のエキゾーストでデビューしましたが、これにはちょっとした事情が御座います…



アメリカ本国では、ダイナもソフテイルも排気量が96から103キュービックインチに引き上げられていますが、ダイナ系はFXDWG,FXDF,FLDは103、FXDC,FXDBは96のままという変則的なラインナップになっていました。

(2015のUS仕様FXDBは103ですが、サイレンサーに開閉弁を付けた、まやかしの機構汗

US国内でも、排気量アップ対応の排ガス規制の為に容量の大きなマフラーが必要で、FLDやFXDWG,FXDFのデカイマフラーではOKでしたが、伝統的な2本出しマフラーではクリアできなくなったからです

(前後のサイレンサーはバイパスさせて容量をかせいでいますが、1600㏄の割にはやはり小さい。ソフテイルはマフラーステーの中空部でかなり容量かせいでいます)


デビュー後、何年か後の排気量アップを見越して、ワイドグライドやファットボブはマフラーのデザインを企画してたんでしょうが、いきなり全てのダイナのマフラーデザインを変えるわけにもいかず、あえなく昨年FXDCは生産中止に・・・ドクロ



そんな事にならない様に、ローライダーは事前にラインナップから外し、103キュービックでの再デビューに向けてリデザインの作業に入りますグッド!


そして、ローライダーには非常にありがたいことに、初代ローライダーの2in1ヘッダーマフラーのデザインがそのまま使えます!

こうして、時代の要求もふまえながら、上手くモデルチェンジを果たしたハーレーは、やはりスゴイナ~と思いました合格



残念ながら、日本への103キュービックの導入は、排ガス規制の中での加速騒音という難題がクリアできませんので、現状は無理で御座います。

ソフテイルCVOの様に電子制御スロットルの採用がなされれば、日本の排ガス規制に対応できますが、100㏄アップがそこまで商品価値として重要なのかと、そこまでコストを掛けれるかっちゅー問題が有ります…¥





そろそろデイトナバイクウィークに発表されるモデルも気になりますが、過去にFX系は『デイトナ』『スタージス』の名を冠した限定車も有りましたね~、もしや!?

スタージスは今年75周年記念ですし、オフィシャルモーターサイクルにハーレーが指定されました(今までは何??)が、8月開催ですしそのタイミングとすれば…、『デイトナ』??
1992 DYNA DAYTONA

でも、2015は何周年でも無いしな~、どうなんでしょ??




2015モデルから始まったFXDLローライダーの伝説はまだまだ続きそうですねチョキ




しかし、この手法でいくと、FXDCの復活も可能なのか・・・かお



FLDの2in1を使って…得意げ


テールはファットボブのを使って…


ビックリマーク意外とかっこよくなりそうな気が…にひひ