魚が参って坂を上る 鯵坂です。
博多では祇園山笠で盛り上がっていますが
これに鯵坂、反抗いたしまして、地元のお祭り
「川内大綱引」について書きたいと思います
この川内大綱引は、慶長年間(1596~1614年)に始まったとされ、一説には
関が原の合戦の際、第17代島津義弘が兵士の士気を高めるために始めたと言われています。
あの「西遊記」にも薩摩の伝統行事として出てくるんですよ
川内大綱引で使用される綱は、全長365m、重さ5トンにも及び、名実ともに「日本一の大綱」です。
大綱引開催の当日朝より、自衛隊川内駐屯地や建設業協会、地元高校生などのほか参加者一丸となって
およそ10時間にもおよぶ「綱練り」が行われます。
私も、地元高校生として綱作りと、移動をしたことあるんです。
川内大綱引は、一般的ないわゆる綱引きとは異なり、独特のルールで行われます。
上方(赤)と下方(白)に分かれ、それぞれ大きく4つの部隊で構成されます。
①太鼓隊
一番太鼓から十番太鼓まで、一列に並んで一斉に太鼓を打ち鳴らします。引き隊は、この太鼓の合図に合わせて綱を引くので、攻撃を指揮する重要な役目です。
②引き隊
綱を引く部隊です。太鼓隊の合図に合わせ、大綱にくくりつけた「引き綱」を一斉に引きます。
③押し隊
相手の陣地に突進してぶつかり合い、敵の体制を崩す部隊です。川内大綱引が“けんか綱”と言われる由縁でもあります。
④ワサ係
綱が相手から引かれ形勢不利となった際に、それ以上引かれないように綱の最後尾にある「ワサ」を、中央の「ダン木」にかけます。
一定時間たつと綱にノコが入れられ、綱の中央が上方にあるか下方にあるかで勝敗が決まります。
薩摩川内市に行った際には綱だけでも見てみて下さいね
川内駅に展示してありますので
ではまた来週