迎えた2019年。

 

この年は、横浜→名古屋→さいたまに

それぞれ2Days参加をしています。

 

YUIMETAL脱退を経て、新たなるフェーズに突入した

新生BABYMETALの

誕生となることを期待したのですが。。。

 

横浜で登場したのは、

アベンジャーズというサポートメンバーを入れた形の

3人体制の復活でした。

衣装のイメージは大人っぽく変わったものの

ポニーテールとツインテールというビジュアルはそのままの

元々のBABYMETALの姿です。

 

正直なところ、その安定感に安心できるものは感じたものの

かなり意外なものも感じたのも事実です。

 

ダークサイドを経て、ポニーテール、ツインテールに戻すという

選択だけはないと思っていたので。

 

そして、このことは変化というモノに対し、

絶好の機会を逃したのではないかとも思いました。

 

この年、MOAMETALも20歳を迎え、

大人のBABYMETALをアピールするには、好機だったはず。

そのためのダークサイドではなかったのか。。。

 

復活した3人体制のBABYMETALの安定感に

安堵したところはあったものの、逆の不安も増大したというか。。。

 

なおかつ、2019年最初の公演となった横浜の最後に

20201010、結成10年の予告が出たことで

その不安が倍増。。。

 

もしかして、解散を選ぶのか。

そして、今日はその終わりの始まりなのか。。。と

漠然とした不安を、投げかけてきたのです。

 

BABYMETALを長く続けるためには

いつ、ポニーテールとツインテールを止めるか。。。

それが、1つのキーになると私は感じているのですが。。。

 

ダークサイドでのファンの強烈なアレルギー反応を知って

仮に解散を選ばずとも、

少なくとも、MOAMETALが20歳になることで

BABYMETALを大人化させること

なおかつ、完全な2人体制に移行させることを目的に

3人体制、ポニテツインテというビジュアルを

終わらせるために必要なプロセスに入った。。。

 

そう感じずにはいられなかったのです。

 

そうして、名古屋でのMOA生誕、

アメリカでの初アリーナ単独公演となるTHE FORUM、

ニューアルバムの発売と、その集大成となる幕張。。。

 

私も、横浜2日間、名古屋2日間、埼玉2日間、、、、

 

そして2020年1月の幕張2日間を迎えます。

 

2枚組で発売された3rdアルバムに合わせた形で

両日を違うセトリでの公演でした。

 

気になったのは、「↑↓←→BBAB」のみが未披露だったこと。

ライブ向けではないとはいえ、その歌詞の内容から

何らかのメッセージになっているというのは、

深読みしすぎでしょうか。。。

 

こうして、この段階で決定している日本でのライブを

その時を迎えるまで、悔いを残さぬよう、完走したのです。

 

後は、来るべき2020年10月10日の運命の日を迎えるばかり。。。

そう思っていました。

 

そこで、迎えたコロナ禍によって、そのスケジュールすら

大幅な修正が待ち受けていようとは、

誰が思っていたでしょうか・・・

 

実際、10周年企画にしても、

2020年10月10日から、2021年10月10日までの

丸1年間にわたって、10周年を引っ張るつもりなど、

当初の予定にはなかったでしょう。

 

おそらくですが、年度内で10周年を終わらせて次へ、、、

 

仮に解散であれば、ちゃんとした解散コンサートを

打ち出したであろうし、活動休止にしても同様のことを。

3人体制の終焉、ビジュアルの変更など

新たな形への移行があるにせよ、

第1期ともいえる活動に終止符を打つことは

間違いなかったのですから。

 

今となっては、その終わりが何を意味していたのかは

分かりません。

解散を視野に入れての動きだったのか、

新たな活動に向けた動きなのか。。。

 

今の時点では、「封印」という言葉と共に

まったくの謎の状態です。

 

 

 

ヒロイックファンタジー的な世界でいえば、

物語は、反逆、革命を成し遂げたところで終わりを迎えます。

 

つまり、METALRESISTANCEとして、

世界中を駆け巡ってきたBABYMETALにとって

RESISTANCEの完遂を意味する、

その最終楽章とは物語の終焉を意味するはずです。

 

今の状況は、銀英伝的に言えば、

「伝説が終わり、歴史が始まる。」という

本伝最後の1行の状況なわけです。

 

この封印は、そのまま解散であっても不思議はありません。

 

一方、銀英伝と同じ田中芳樹作品でいえば、

アルスラーン戦記のように、主人公が戴冠してからの

革命の戦いを描くお話というのも、それなりに存在します。

 

BABYMETALという、メタル界の革命を達成したところで

終わりを迎えるか、

唯一無二のジャンルを確立したところで、

さぁ、これからとなるのか。

 

そんな宙ぶらりんなところで、封印されているのが

現在の状態ですね。

 

ただ、ここで使われているLIVING LEGENDEという

生きる伝説的な言葉ですが、

聖飢魔Ⅱが、解散した当時、

最後の経典のタイトルということも

忘れてはいけないのかもしれません。

 

プロデューサーのKOBAMETALは、

聖飢魔Ⅱのファンであることを明言していますし、

これまでも、様々な話題のオマージュや

メタルの世界観を”弄って”来ています。

 

例えば、「ありがとう、僕らの○○」というメッセージは

シン・エヴァンゲリオンですし、

そもそもダークサイドは、スターウォーズのオマージュですし。。。

 

聖飢魔Ⅱに倣うのであれば、復活は数年後で

その後、定期的な復活となるのですが、、、

 

とはいえ、元ネタが分かり切っている以上、

あくまでも、そのオマージュ的なことであり、

単なるおふざけのような気もするので

案外重くとらえる必要もないのか。。。

 

なんて思ってみたり。。。

 

いずれにせよ、今年度は、まだ半年を残しながらも、

何も動きはないと思っています。

 

既に、行ったLIVEの作品は全部売ってしまいましたし

となると、これ以上売るものもないですしねw

 

あるとすれば、違う方向。。。

 

つまり、SU-METALがソロ活動を始めるとか、

MOAMETALの学業専念とか(考えたら、

大学卒業の年なんですよねぇ。早いなぁ。。。)

水野由結、ついに始動、、、とか。

 

いずれにせよ、次に私たちの目の前に現れるBABYMETALは

生きる伝説として、封印されたときのままの姿なのか、

封印している間に成長した別の姿なのか。。。

 

Only The Fox God Knows・・・